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C350e 試乗 メルセデスベンツ Mercedes Benz  C-Class

最高級のCクラス

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年末に発表されたばかりのメルセデスのプラグインハイブリッドモデル「C350eアバンギャルド」です。

メルセデスは2017年までに10モデルのプラグインハイブリッドカーの発売を予定していますが、これは「S550eロング」に継ぐ第二段です。

さてさて、それでは早速逝ってみましょう!^^

スタイル★★★★

Cクラスもですが最近のメルセデスセダンのスタイリングは明らかにクラシックエレガンス路線ですね。

垂れたトランクリッドやなだらかなルーフ、無駄に長いボンネットや後方よりの小さなキャビンなどにその特徴が見受けられます。

車内スペースの確保が難しくなるのでスペース重視のFFモデルであるBクラスなどには使えない手法ですが、メルセデスのような高級セダンには許されます。モダンなアウディ、スポーティーなBMWとの棲み分けが出来てきています。

容量の小さくなるキャビンやトランクの形状は昔のメルセデスならば考えられないでしょうし、リアの小さなコンビネーションランプなども安全重視の思想からすると、昔言っていたことと違うやん? となるのでしょうが、今はどちらもそれなりに技術で担保できるという事でしょう。

という意味では明らかにスタイリングコンシャスです。

機能主義だったメルセデスのプライオリティがスタイリングなどよりエモーショナルな方向に向かったというべきでしょう。

内装★★★★☆

シフトセレクターがセンターコンソールにはなく、ウインカーレバーのようにステアリングコラムに設けられているのはもはやお馴染みです。

普通のシフトの位置には「COMANDシステム」のスイッチがあります。

タッチパッドとダイヤルの組み合わせでインフォテインメントシステムを操作するそれはなるほど使いやすいと思います。

このあたりはアップルもかくやの人間工学企業でしょう。

質感も先代の初期モデルなどを知るものにはSクラスかと思うほどに完璧です。

ただし、このeモデルでは100kgのリチウムイオンバッテリーパックによって荷室容量はセダンでノーマルの480L に対し335Lまで減少しています。

リアシートもプレミアムセダンとしてギリのスペースですが、その質感と凝縮感は十分にネガを覆すパワーを持っています。

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エンジン★★★★★

パワーユニットはこのモデルの最大のチャームです。C250スポーツにも搭載されている2リッター直4ターボ、最高出力211ps、最大トルク35.7k
gmに、ブースト機能も併せ持つ電気モーターを組み合わせ(最高出力82ps、最大トルク34.7kgm)です。システム全体ではなんと279psと61.2kgm!を発生します。

車重は200kg増加していますが、61.2kgmというトルクはC63AMGと全く同一なのですから遅い筈がありません。

しかもモーターの特性上、低速から働き、静かにアシストするのでその高級感と異様な速さは圧倒的です。

駐車場を無音でスタートしたかと思うと、継ぎ目なくどこまでも伸びて行くかのようなその加速はこれまでのどのモデルでも体感した事の無いような感覚です。

確かに今やハイブリッドでも無音でスタートしますが、ボディの違いでやはり体感する高級感が半端ないです。

トランスミッションは7段ATですが、モーターのアシストが絶妙でシフト時の息ツキが一切ないためまるで無段変速のようにスムーズです。

ちなみにリチウムイオンバッテリーの充電時間は、AC200V電源を使用した場合は約4時間。

走行しながら充電を行うCHARGEモードで約40分です。
電気モーターのみで、最高130km/hまで可能です。航続可能距離はこのC350eアバンギャルドが28.6km、JC08モードは17.2km/リッターとなっており、経済性の面でも文句ありません。

足回り★★★★

全モデルにエアサスペンションが装備されるC300eでは乗り心地もこれまで体験したどのCクラスよりも快適で高級です。

200kgの重量増は重厚感となって伝わります。当たりは優しくロードノイズも気になりません。

ノーマル比のデメリットは僅かにコーナリングが鈍重というかシュアな感覚が薄れている事でしょうか。

ステアリングフィール自体はスポーツモードにすれば引き締まりますし、絶対的なレベルは高いのですが、ノーマルのコーナリングバランスに比べると僅かにリアが重くテールから流れそうな感じもあります。

ドライブモードにはエコノミー、コンフォート、スポーツ、スポーツ+の4つです。

スポーツモード以上はかなり固くなるので、気合の入った時以外はコンフォートでいいでしょう。

このモードだとエンジンに見合った高級感を得られます。そしてそれはこのクラスでは最上のものです。

 

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総評★★★★

新型のA4はまだ乗っていませんが、評判を聞くところによるとクラス1のようです。

きっとその乗り味はアウディらしくフラット感の高いものでしょう。

BMW3の完成度とスポーティーなフィールも文句ありません

比してメルセデスの持ち味は安心感や高級感です。これまでのメルセデスはフラット感に於いてアウディに譲るところがありました。

このCもそうなのですが、このゆったりとしたリズムも悪くないなと思いました。

これが独特の高級感に繋がっているとも言えます。

C350eはCクラスの中で最も高級な乗り味を持っています。

それはつまりこのクラスに於いては敵なしという事です。

このサイズで高級感を求めるならC350eはベストな選択と断言できます。

価格707万円

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