i3 レンジエクステンダー装備車 試乗  BMW 

今乗れる未来
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先週お送りする予定だったBMW i3です。

お待たせしました。

 

いやー目立ちますねこのクルマ。

素人目にもこのi3の未来感は伝わるようです。

流石はBMWの作るEVです!

 

スタイル★★★★★

 

ここは文句なしの5つ★でしょう!

これほど未来を感じさせるデザインを与えられたのは既存のラインナップではなく、新たなiシリーズという事もありますが、先進を謳うBMWが自らの顧客の審美眼を評価したという事もあるでしょう。

 

流石は老舗プレミアムブランドです。

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4010×1775×1550mm。

 

特徴は観音開きとなるリアドアとそこをえぐったグリーンハウスの曲線です。

それとup!やボルボに先を越されましたがスマホのようなガラス張りのリアセクションも上手いですね。

 

さらに切り詰めたオーバーハングに19インチの大径タイヤというのもこのボディーサイズにしては新鮮です。

i3はEVという新しさをこれでもかとばかりに全身で表現しています。

ここがリーフなどとの違いです。

 

内装★★★★★

 

内装もデザインと素材に素晴らしい提案があります。

ダッシュのデザインは大小のタブレットを2つ並べたような明快なものです。

その浮遊感が未来を感じさせます。

 

イグニッションをはじめシフトセレクターはステアリングコラムの脇に集約されています。

ポジションはD・P・N・Rの4ポジションでこれまでのBMWのシフトと違って視覚的にも明快なのでこれは慣れれば使いやすそうです。

ドアの内貼りとダッシュにも特徴があります。

 

無印的な自然素材を感じる素材が見せ場を作っています。

またペットボトルのリサイクル素材を一部使ったというシートは薄く、視覚的にもスペース効率を感じさせます。

 

オプションのレザーシートも、加工にオリーブの抽出液を使用した、天然なめし加工のレザー表皮を使用されています。

実際、前席の解放感はもちろん、リアシートも十分なスペースがあります。

 

オプションのサンルーフは左右独立式と凝っています。

中に乗っても完全な未来を感じるデザインはこれまたリーフとの違いです。

 

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エンジン・ミッション★★★★★

 

試乗したのはEVのみの標準仕様車です。

フル充電で130kmぐらいの航続距離はやはり完全にタウンユースです。

 

両車の価格差は47万円ですが、実質はCEV補助金で12万円になります。

補助金は標準車40万、レンジ・エクステンダー75万です。

 

多少なりともCO2を排出するレンジ・エクステンダー車の方が補助金が多いというのも変な話ですが?こうなると300kmほどの航続距離を誇り、発電用の2気筒ガソリンエンジン(スクーター用のエンジンを流用)を装備するレンジ・エクステンダー搭載車の方が売れるのは間違いないでしょう。

 

ちなみに、レンジ・エクステンダーはエンジンの分で130kgほど重くなります。

エンジンはPHVなどと違ってエンジンのみの走行は出来ずあくまでバッテリーを充電するための発電機として機能します。

 

i3のバッテリーはリチウムイオンで容量は21.8kWh。最高出力は170ps、最大トルクが250Nm(25.5kgm)。1260kgというカーボンフレームのボディと組み合わせ0-100km/h加速が7.2秒です。

 

この動力性能はリーフよりも強力で、低速だけならテスラにも匹敵するほどの加速を見せます。

同乗したセールス氏も「街中では最速ではないでしょうか?」と言っていましたが確かに!シフトポジションによるタイムラグが無い分、アクセルオンからの
レスポンスが異常に速く、正に自由自在の加速を見せます。

 

せっかくのBMWなのにエンジンが無いのは勿体ないと思う方もいるかもしれませんが、この無音&スムーズ且つ強力な加速を体験すると、音を発するエンジンが野蛮に感じられるかもしれません。

 

少なくとも人の多い都会を静かに流す際にはこの走りは優しく心地よく感じるでしょう。

また加速時などアクセル開度を深めるとキューンというモーターの音がするのですがコレがなかなか心地よく、BMWがモーターサウンドをチューニングしていることが伺われます。

 

さらに特徴的なのはエンジン(モーター)ブレーキが強力なことです。

BMWのテスターがはまってこのセットにしたというそれは、街中では慣れればアクセル操作だけでほぼすべての走行をカバーしてしまえそうな程です。

ワンペダルドライブというこのスタイルは回生の効率も良くMINIのEVもこの方式だそうです。

 

充電はチャデモ(急速充電30分で80%)に対応していますので都会では比較的多くのステーションがあります。スマホと連動しているのでドライブ前に残量やステーションの位置を確認することも出来ます。

今の時期ならエアコンで車内を冷やしておくというのも便利です。

 

足回り★★★★★

 

モーターも2気筒エンジン(レンジ・エクステンダーの場合)リアに搭載されるので駆動方式はRRという事になります。

しかし直進性はBMWの例に漏れず不安感は全くありません。

 

ハイブリッドなど無音走行時に気になることの多いタイヤからのハーシュも全く感じません。

これはブリヂストンがBMWと共同開発した「エコピアEP500」という特殊なサイズのタイヤの貢献も大きいと思います。

 

フロント155、リア175という細いタイヤは空気抵抗や燃費だけではなく、乗り心地も軽やかなものにしています。

バネ下が軽く無駄なバタつきの一切ない乗り心地です。

 

このことはi3をサイズを超えた素晴らしい高級車にしています。

こういう感覚はテスラなどにも感じますが、i3はサイズが小さいだけにそのギャップも大きくなかなか新鮮です。

コーナリングも流石に楽しいですね。

 

RRのBMWというのはイセッタなどの特殊な例を除いて記憶にないですが、非常に上手くあつらえていると思います。

まあBMWがこの程度のパワーでまとめられない訳はありませんが、ステアバランスが良く非常に楽しくドライブ出来るところは流石だと思います。

 

この乗り心地とハンドリングの良さは、そのカーボンボディの堅牢さと軽さによるところも大きいと思います。ボディパネルはプラスチックですが、シャーシはまるでレーシングカーのように軽く剛性の高いカーボンで構成されています。ドアの下部などあえて見せる演出もなかなか心憎いです。

 

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 総評★★★★★

 

それにしてもリーフから4年も遅れてやってきたi3の方が新鮮で未来を感じるというのはやはりデザインの力でしょう。

日本人としては悔しいところですがここは認めざるを得ないところでしょう。

 

またカーボンのシャーシによる爽快な乗り味にも新しさを感じます。

i3の目指すは単なるEVではなくシティコミューターとしての理想像であり新しいライフスタイルです。

その明快な提案が消費者を惹きつけるのでしょう。

 

i3はEVでありながらまぎれも無くBMWの自動車としての魅力も持ち合わせています。
BMWは最も得意とするエンジンさえ無くともやっていけることを証明しました。

 

またこのインテリアや乗り心地を見ると来るべき自動運転に於いてもBMWは高級車であり続けられるのだと思わせます。

 

 

【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4010×1775×1550mm/ホイールベース:2570mm/車重:1390kg/駆動方式:RR/モーター:交流同期モーター/エンジン:0.65リッター直2 DOHC 8バルブ(発電用)/モーター最高出力:170ps(125kW)/モーター最大トルク:25.5kgm(250Nm)/エンジン最高出力:38ps(28kW)/5000rpm/エンジン最大トルク:5.7kgm(56Nm)/4500rpm/タイヤ:(前)155/70R19 84Q/(後)175/60R19 86Q(ブリヂストン・エコピアEP500)/価格:546万円

 

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