FFで もしっかりBMWの走り!
6月に発売されたBMW初のFFでありミニバンですね。
もともと「2シリーズ」というのは「1シ リーズ」の2ドアクーペ(FR) だったからややこしいですね。
しかも5人 乗りのアクティブツアラーと7人乗りのグランツアラーがあります。
ライバルはBク ラスですが、あちらは7人乗りやディーゼルが無いのでBMW優位ですね。
実際、初期受注の70%がディーゼルモデルだそうです。
試乗したのはもちろんディーゼルモデルです。
7人乗りのグランツアラーの豪華モデルとなるラグジュアリーです。
FFになろうとミニバンになろうとBMWにしか見えないのは流石ですね。
フロントのオーバーハングを短くしてキドニーグリルをつければ顔は出来上がりです。
内装もBMWのスポーティーなイメージそのままです。
ドライバーオリエンテッドなインパネは、リラックスしたいドライビングシーンも多いであろうミニバンにはどうなの?
と思わないでもないですが、BMWの圧倒的な品質感を前に納得してしまう部分もあります。
ここはエンジン屋の面目躍如ですね。素晴らしいフィールです。
もちろんチューンは違いますが、とてもMINIと同じディーゼルエンジンとは思えません。
2シリーズのエンジンラインナップはガソリンエンジンが1.5リッター3気筒と、2リッ ター4気筒、このクリーンディーゼルは218のネームですが、排気量は2リッターの直4ディーゼルターボで150psの最高出力と33.7kgmの最大トルクとなっています。
ターボですがトルク変動が少なく実に使いやすいエンジンです。
アイドル時こそわずかに固いサウンドを聞き取れますが、走り出せばまったくディーゼルを感じません。
むしろ3気筒よりスムーズでパワーもあるので高級な感じです。
低回転で十分な加速をしますのでストレスがありません。
しかも回しても軽快なフィールと力強さを両立していてとても気持ちのいいエンジンとなっています。
これほどのフィールを持つエンジンはガソリンでもなかなか見当たりません。
4気筒のディーゼルでこれほど素晴らしいエンジンは以前に取り上げたボルボぐらいでしょうか?
これと比べると残念ながらマツダのスカイアクティブDは音とパワー、スムーズさなどあらゆる面で見劣りします・・。
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