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BMW 428iクーペ Mスポーツ 試乗 

乗り味で勝負するクルマ
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3のクーペが4に格上げされましたね。

欧州にはディーゼルや4WDのxDrive仕様もありますが、今のところ日本に入ってきているのはエンジンの違いで428と435の2種のみです。

今後は420や東京モーターショーにも出品されたカブリオレなどが追加される予定です。

  • スタイル★★★★☆

     

    サイズは3のセダン比で15mm長く、25mm幅広く、そして65mm低くなっています。

    実物は写真よりもボリュームがあって4に相応しい車格になっています。

    それはボンネットの盛り上がりに顕著です。

    シルエットはFRの文法通りロングノーズで古典的なものです。

    見慣れているせいもありとてもオーソドックスで安定感を感じさせます。

     

    よく見るとドアのプレスラインなどは幾重にも折り重なっており、かなりテクニカルな事もしているのですが、それさえ気にならないほどに端正で男前なフォルムです。

    Fフェンダーのエアアウトレットは見た目だけではなくタイヤハウス内の乱気流を抑え空気抵抗の軽減の機能も持っています。

    19インチの大きなホイールをこれまた十分なマスを持つ前後のフェンダーで包み込んでいるあたりも走りをイメージされるに十分です。

    力強さを内包するという正統的なクーペスタイルであることが分かります。

     

     

    内装★★★★★

     

    シートに座るとほどなくして自動的にシートベルトがスルスルとせり出してきます。

    メルセデスのCLなどの大きなクーペでもおなじみですがこの「電動シートベルト・ハンドオーバー」も実用性と贅沢さをグレードアップさせる装備です。

    グレードはベースグレードに加え、エクストラフィーで「スポーツ」「ラグジュアリー」「Mスポーツ」が選べます。

    この中で個人的に最もそそられたのが「Mスポーツ」です。

     

    長年BMWを見ていますが、ここ半年で「Mスポ」の内装が急激に良くなりました。

    これは4に限らず3も5もXシリーズも共通です。

    何故か「Mスポ」の内装だけ、センスと品質が最近急激に良くなったのです。

    具体的にはバックスキンの質が一段と高まりましたし、アクセントカラーのブルーの入れ方も上手くなりました。

    そっけなかったアルミパネルも柄が入ることでかなり豪華な印象になりました。

     

    「ラグジュアリー」仕様のセンスがあまり変わっていないのに比べ今の「Mスポ」は買いだと思います。

    リアシートは流石にヘッドクリアランスがきついですね。176センチの私が座るとちょっと髪の毛がルーフに触れる感じです。

    一方トランクは広いですね。容量は445リッターで3分割の後席を倒すことで容量はさらに拡大します。

    まあこれを買おうかという人はリアシートに大人の男性を載せる機会はそう多くないはずです。

    つまりクーペとしての実用性は十分に確保されています。

 

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エンジン★★★★☆

  • 日本でラインナップされるのは2種類です。

    4気筒の2リッターターボ(245ps、35.7kgm)搭載の428iクーペと、同じくターボ過給の3リッター直列6気筒(306ps、40.8kgm)を積む435iクーペです。

    今回試乗したのはベーシックモデルたる428iクーペです。

     

    それでも排気音からして3とは違う演出がされています。

    4気筒ゆえに快音はありませんが力強さはあります。

    音質は近年のBMW4気筒に共通するというかバリバリと少し直噴を感じさせる硬質なものですが、そのスムーズさと常に十分なトルク感によってなかなかスポーティーに感じます。

    BMW自慢の8ATは今回も見事な仕事をします。

     

    ノーマルモードではエレガントでシームレスな加速を見せるかと思えば、スポーツモードではシフトスピードは一段と速くなり、常に獲物を待ち受けるかのようなスタンバイ体制に入ります。

    少しでもアクセルを開けるととても2リッターとは思えないような分厚いトルクであっという間に望むスピードへ加速してゆきます。

    官能性と高速時の余裕を求めなければこちらでも十分に楽しめます。

    街中でも時に使い切る楽しさもあってかなり楽しめました。

    セダンの3とは明らかに味付けの違うスポーティーなエンジンに仕立ててあります。

     

    足回り★★★★☆

     

    セダン比25mm幅広く、65mm低いというワイド&ローのコンストラクションは4のハンドリングと乗り心地に間違いなく高い妥協点を与えます。

    ここがこのクルマのハイライトですね。

    コンフォートモードの乗り心地は十分にソフトでもっと締まってもいいと思うほどです。

    最初はちょっとゆるいかなと感じましたが、それでもトレッドが広く重心も低いおかげで無駄な揺れはありません。

    スポーツモードにすると俄然本領を発揮します。

     

    エンジン回転がヴォンと上がり、レスポンスが鋭くなるとともに乗り心地もビシッと締まります。
    ステアリングも重くなフィールを増します。このステアリングの剛性感も3との違いですね。

    こうなるともう何があっても怖くありません。

    どんなコーナーでも自信をもってクリアできます。

     

    BMWの伝統通り重量バランスも完璧ですからタイトなコーナーでも無粋なアンダーとは無縁です。

    一方高速コーナーでは綺麗なラインを描きステアリングとアクセルコントロールでリアのスリップアングルも自在です。

     

    総評★★★★

     

    思えば日本でのクーペ市場が絶えてから久しいです。

    プレリュードやソアラ、シルビアといったクルマはミニバンや軽、ハイブリッドにすべて食い尽くされました。

    難解でそれを発揮する場所の無い日本では、残念ですが数字で分かりやすい燃費や広さにしか目がいかなくなってしまったのです。

    4シリーズはそんなシロモノの対極にあるクルマです。

     

    カタログではセダン比、狭くて30万ほど高いだけのクルマです。

    4の価値はその走りです。

    低い重心による気持ちのいいハンドリングと揺れの少ない快適な乗り心地。

     

    同じコーナーをミニバンの3割増しのスピードで抜けてもドライバーはもちろん乗員の疲労も少ないはずです。

    残念ながら今の日本ではそのことに価値を見出す人はほんの一握りになってしまいました。

     

    BMWの4シリーズはそんな走りの質にこだわる人のクルマであり目に見えない中身で語られるべきクルマです。

    走りの質にこだわる贅沢な大人のクーペです。

     

    【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4640×1825×1375mm/ホイールベース:2810mm/車重:1570kg/駆動方式:FR/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ ターボ/トランスミッション:8段AT/最高出力:245ps(180kW)/5000rpm/最大トルク:35.7kgm(350Nm)/1250-4800rpm/タイヤ:(前)225/40R19 89Y/(後)255/35R1992Y(ブリヂストン・ポテンザS001 RFT<ランフラットタイヤ>)/燃費:15.2km/リッター(JC08モード)/価格:644万円

     

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