もしや最良のトヨタ車か!
↑これはちょっとオプション付け過ぎてゴテゴテになっちゃってますが!
あちこちで評価が高いので、またまたーって思ってましたが、これは本物でした!
乗り味がなんとも自然ですんばらしい!
●概要
10年12月の発売ですから、米から4年遅れですね。
基本モノグレードです。
314万円からで、本革ステアリングやボディ同色ドアトリム等を追加した“カラーパッケージ”が324万円、ビルシュタイン製モノチューブダンパーやリアデフロックを装備した“オフロードパッケージ”が332万円です。
スタイル★★★★★
デザインは往年のランドクルーザー「40系」(通称ヨンマル)を現代風にアレンジしたもの。
「FJ クルーザー」という車名も、北米で人気のあったガソリン車の形式名がFJだったからですね。
写真のはイマイチ好みではありませんが、素の仕様は本当に上手い。
レトロオマージュ系ではMINIや500と同等かそれ以上に上手くやっています。
つまりオリジナルに媚びていない。
オリジナルのテイストだけを現代風に遊び心とともに取り入れている。もう完全に5つ★です。
内装★★★★★
内装もセンスがいいです。
大型のスイッチやシフトレバーなどで上手くSUVテイストを出しています。
ダッシュやドアトリムはプラスチッキーですが、それとて計算ですね。
トヨタとしては驚きのセンスいい方の確信犯。
ドラポジもいいです。ステアリングが立っていないのはやはりミニバンと違って落ち着きますね。
最近になくAピラーが立っていてスクエアな空間になっているのも居心地がいいです。
空間がたっぷりしているのにチョップトップ的に屋根が低く、穴蔵的にムーディーです。
エンジン★★★★
エンジンはプラドと共通の4リッターV6ガソリン1GR-FE、276ps、38.8kgmで、海外には6MTもありますが、日本仕様は5ATのみです。
このエンジン静かでスムーズですね!そしてトルクフル、車体とのマッチングがいいのかもしれません、アイドリングの振動もありません、マウント完璧です。
5ATもスムーズです。この場合トルコンでOKです。
星が一つ欠けるのは燃費です。
足回り★★★★★
この足回りがまた驚愕の出来です。
乗り心地が素晴らしい。
オプションの20インチを履いてなおです。
フラットなんです。
これまでのトヨタ車はなんだったのだ??
あのブカブカはまったく無く、綺麗にフラット、シュア、シンプルといってもいい、とにかくこの乗り味はランドローバーのディスカバリー3以上で無いと求め得ないものです。
もう清々しい。見事です。
ステアフィール、安定性もついでに言えばトヨタ車とは思えません。この出来はなぜ?
総合評価★★★★★
今回はやられました。
これだけ褒めたら試乗オヤジの意味が無いですね!!
でもオヤジももちろんクルマ好きですからこういうクルマに出会うために試乗を繰り返しているわけです。
試乗オヤジだってたまにはと言うか、いいものはいつだって褒める。
まあ今回はそれが分かってもらえただけでも良かったかと?
素の仕様のベージュっぽいカラーのカラーパッケージですが、国産で久々に欲しくなりました。