実用的で楽しいセカンドカーにいいかも?
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前回に引き続き、中古車屋さんの潜入記です。
明るいシルバーの320ツーリングのMスポです。
スポーツカーのセカンドカーに! 奥様の買い物の足に! こんなクルマはどうでしょう?
日本でも使いやすいサイズに、いざとなれば荷物もたっぷり積める実用的なワゴンボディ、しかもスポーティーな走りにもしっかり応えてくれるメイクですね。
新車では475万円ですが、
走行7487キロで348万円です!
まだ新車保証も付いているので安心ですね。
●概要
ご存知と思いますが、簡単に3シリーズの概要を・・。
このE90は初代の75年E21からE30.E36.E46と数えて5代目ですね。
2005年のデビューですから早いものでもう3年目になります。
バリエーションは豊富で、セダンは320をボトムに323,325,330,335の5種のエンジンがあり、325と330にはxiと呼ばれる4WDモデルがあります。
このワゴンのツーリングは320.325.335の3種。クーペは320.335と、ご存知M3とカブリオレがあります。
↑BMW得意のリアバンパーの下部をブラックアウトする手法は、レーシングカーのようでスポーティーですね!
E46よりもシャープになって3年を経てもフレッシュさを失いませんね。
5やZ4にも通じる直線的で彫刻的なデザインは斬新で、デビュー当時は違和感のあった人も今や慣れたというか説得されたのではないでしょうか?
ちなみに3のデザイナーはZ3などもデザインした日本人の永島譲二さんですね。
↑シートはバックスキンのコンビです。革よりも滑りにくくて、冬は暖かく夏は熱くならずの欲張り素材です。高級感もばっちりですね。
3の革シートは5よりも薄くてちょっと質が落ちるので、このバックスキンの方が高級感がありますね。シルバーのパネルもスポーティーでビーエムらしい演出です。
↑走行7487キロ! ドイツ車にとってはようやくアタリが付いてきたころですね。
3ならではの軽快なハンドリングを味わうならノーズの軽さにこだわって、 あえてこの4気筒を選ぶというのもアリです。
↑しっかりしたビルトインタイプのカップホルダーが2つ。ドイツ車も随分走り以外の部分にも気を使ってくれるようになったものですね。
↑どうです!この奥行きと仕上げ。使いやすいジャストサイズではないでしょうか?
↑テールゲートのフィニッシュも見事ですね! 金属部や油の付いた部分はしっかりカバーされています。こうしたところがプレミアムワゴンのポイントですね。
↑荷室には左右にこうしたフックが付いています。スーパーの袋をかけておけばコーナー攻めても大丈夫?
↑リアシートはワゴンとはいえ、もちろんドイツ車ですから3名分の3点式シートベルト&ヘッドレストが備わります。法規制が厳しくなりましたから、このあたりの使いやすさもポイントですね。
↑Mスポーツのプレートが乗るたびに「駆け抜ける歓び」を演出します。
●足回り
いまやランフラットを履くにもかかわらず乗り心地は十分にマイルドです。
それにしても相変わらず抜群のソリッド感です。
ボディが小さいこともあって、その剛性感はまるで911のセダンみたいです!
町中を走る限りではその小さなボディの恩恵もあって、一体感が非常に高く、「5」よりもスポーティーに感じます。
いつでも望むだけの加速をしてくれるエンジンと、締め上げられたMスポのサス、18インチ、40のシャープなレスポンスもあいまって、「BMWは3に限る」のフレーズが頭をよぎりますね。
↑スペックは直4、2リッター150psです。2008年モデルでは6psアップされて156psになりましたが、この150psでも十分スポーティーです。
E46も見事なクルマでしたが、今度のE90はフルチェンジの効果を証明してみせましたね。
E90に乗ってE46に乗ると、楽しさは別として明らかに1世代前のクルマであることを実感すると思います。それほどこの「3」はモダンでレベルの高いクルマです。
国産ワゴンほどの価格で、世界第一級のスポーツワゴンの走りを堪能できるとなると、これはなかなか魅力的ですね。
ちなみにこのクルマは大阪のキョーワモータースTEL 06-6745-3054にありました。
なお、2008年320iセダンの試乗記はカテゴリーのBMWにあります。