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S300h エクスクルーシブ試乗 メルセデスベンツ Mercedes Benz S-Class hybrid

初めてイイと思った現行Sクラス

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日本市場初のディーゼルハイブリッド車ですね。

実はSクラスはこれまでこのメルマガでも何度も取り上げてきましたが、一度もいいと思ったことが 無かったのです。

それは主に乗り心地や一体感を含めたドライバビリティがそのネーミングからくる相当に高い期待値に届かなかったからです。

それはマイバッハでも同じでした。どうにも内装が軋んだり、タイヤからの音を遮断しきれていなかったり、その“らしく”ないマナーにがっかりしたものです。

結論から言って今回の300hは初めてこれぞSクラスと感じさせてくれる仕上がりでした。

Sクラスもデビューして2年を経てようやく完成の域に達したというべきでしょうか。

初期のネガを改良してきたようです。

さてさて、それでは早速逝ってみましょう!^^

スタイル★★★☆

現行W222のスタイルもようやく慣れてきました。

クーペを思わせる流れる優雅なルーフラインが特徴的なそれは、故にセダンらしくなく当初はパッケージング的に無駄に思え、あまり好意的に捉えられませんでした。

もちろんサイズ的に居住性に問題があるはずもないのですが、道具性こそメルセデスの本質と考えていた古い思考の私の脳裏には違和感を与えていたものです。

しかし2年の時と時代の変化は当初メルセデスが意図した流れになってきたようです。

この程度の遊びはむしろ高級車には必要な余裕とエレガンスであったの だと思います。

 

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内装★★★★

内装はいつものSクラスです。

大きなシートを軸にするそれは豪華な雰囲気と安心感に包まれます。

違うのはこれまでは擦れたり、ガタついたりする音が後席や助手席のどこかでしていたのが全くしなくなったことです。

これだけで随分高級感と一体感が高まります。

質感は元から高かったですが一層いいもの感が伝わってきます。

フル液晶のダッシュボードは今でも新鮮です。

高級感があるかどうかは微妙ですが、未来の姿、新しい技術への適正という意味ではこの方向は正しいのでしょう。

 

ナビのモニターもどんどん大型化していきます。

テスラほどではないですが、新しい7シリーズなど高級車のナビはどんどん大型化していきます。

これも近い将来の自動運転に対応する流れです。

高速道路では、今でもステアリングアシストとアダクティブタイプのクルーズコントロールを使えばモニターでエンターティメントを楽しむことも可能です。

車両周辺の状況が直感的に把握できる360度カメラシステムも標準で装備されますが、これも大きなボディを取り回しの良いものにしています。

駐車の容易さにおいてこのサイズでこれほど楽な例を知りません。

エンジン★★★★☆

今回最も驚いたのがこの部分です。つまりディーゼルとモーターの親和性の高さです。

スタートはモーターだけでとても静かにそして強いトルクで行いますので高級感が高いです。

これは普通のガソリンも出るよりもマナーがいいのでこのモデルがSクラスの廉価モデルだということを忘れます。

高速ではディーゼルの経済性と力強さへバトンされます。つまり死角がありません。

そしてそのバトンのマナーも大変スムーズで違和感がないので車両に一体感があります。

アイドルストップからの再始動もモーターで行われますし、加速時のキックダウンも少なくなりますので、とても高級に感じます。

 

ディーゼルユニット自体はC220dにも使われるものですが、Sのボディに乗ると流石に静かで4気筒ということが信じられないぐらいにスムーズです。

ハイブリッドシステムは2.15リッター(2142cc)の直4ディーゼルターボエンジン(204ps/3800rpmの最高出力と51.0kgm/1600-1800rpmの
最大トルクを発生)と電気モーターによって構成されます。

モーターはエンジンと7段ATの間に挟む形で搭載されており、最高出力27ps、最大トルク25.5kgmを発生します。

このモーターの基本システムはS400hやE400ハイブリッド、先代Sクラス ハ イブリッドなどと共通のもので、ボッシュ社が供給する汎用性の高いシステムです。JC08モード燃費は20.7km/リッターです。

 

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足回り★★★★

デビュー2年でようやく熟成されてきた感があります。

内装の稿で書きましたが乗り心地がとても良くなっています。

ボディが締まった感じも出てきて非常に印象がいいです。

こんなSクラスは初めてです。

ハンドリングも軽快です。

4気筒ということもありますが、バッテリーが重心を低くしています。

Sクラスでこれほどスポーティーなハンドリングをもつことを今回初めて知りました。

総 評★★★★

ドライバーズカーとしてベストSクラスであり最高の高級実用車だと思います。

こんな車を使い倒すというのはクルマ好きにとっては最高の幸せかもしれません。

何より価格を見てください。エントリーモデルS300hが998万円、このS300hエクスクルーシブが1270万円です。

これはお買い得です。

正直初めてイイと思ったSクラスです。

【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全 高=5150×1915×1495mm/ホイールベース:3035mm車重:2170kg/駆動方式:FR/エ ンジン:2.1リッ ター 直4 DOHC 16バ ル ブ ディー ゼル ターボトランスミッション:7AT/エンジン最高出力:204ps(150kW)/3800rpm/エ ンジン最大トルク:51.0kgm(500Nm)/1600-1800rpm/モーター最高出力:27ps(20kW)/モー ター最大トルク:25.5kgm(250Nm)
タイヤ:(前)245/45R19 102Y/(後)275/40R19 101Y(ブリ ヂストン・ポテンザS001)/燃 費:20.7km/リッ ター (JC08モード)/価格:1270万 円

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