フィットシャトルも7000台受注していると言いますからHV人気というかプリウス人気は凄まじいものがありますね。
まあ日本人の画一的な嗜好そのものと言った結果ですが・・。
ホンダの方が納車が早いので、待ちきれなくなったユーザーが少しプリウスから流れるかもしれませんね。
今回はαとノーマルをじっくり乗り比べてみました。
●概要
5月13日の発売ですね。
震災の影響で半月遅れました。
2列の5人乗りと3列の7人乗りがあります。
グレードはベーシックな「S」と装備が充実した「G」の2グレード。それぞれ、215/50R17インチタイヤと、フロント&リアバンパースポイラーで外観をドレスアップした「ツーリングセレクション」が用意されます。
また「S」には一部装備を省いた「S“Lセレクション”」、「G」には「ツーリングセレクション」にさらに樹脂パノラマルーフを装着した最上級グレード「G“ツーリングセレクション スカイライトパッケージ”」もあります。
スタイル★★
ボディサイズは、プリウスよりひとまわり大きく、全長×全幅×全高=4615(+155)×1775(+30)×1575(+85)mm。ホイールベースは80mm長い2780mmとなります。
見慣れたと言うか飽きた感じですね。
まあプリウスのイメージを上手くワゴンにしていますが、少しごちゃごちゃしてきました。
2代目のプレーンさは徐々に失われ、ディテールがいびつになっているのが気になります。
ノーマルと比べてもバンパー形状は角ばっていますし、ツーリングセレクションにいたっては取って付けたようなエアロがアフターパーツの様に一体感を欠きます。
プリウスの未来的なイメージは空気抵抗の低さを感じさせるフラッシュサーフェスにもあると思っているので残念です。
内装★★
インテリアもせっかくインストゥルメントパネルやセンターコンソールも一新したのに質感の低さはそのままです。
ダッシュのプラスチックはとても300万クラスのクルマには見えません。
知ってかオプションでダッシュにステッチの入った革が用意されています。
それにノーマル・プリウスでは、ダッシュボードのセンターパネルがコンソールへと連続する未来的な造形が採用されていたのですが、こちらは普通です。
7人乗りでリチウムイオンバッテリーを納めるための大きなセンターコンソールもそこだけ妙に角ばっていて一体感がありません。
まるでワンボックスカーのオプションに用意される冷蔵庫のようです。
ヒップポイントはノーマル・プリウスと比べて30mm高く605mmです。
2列目は前後に180mm(12段階)スライドし、最大で45度までリクラインするようになっていて、ノーマルで気になったヘッドクリアランスも十分です。
3列目は非常用ですね。
ルーフが後端にいくと下げられているのでヘッドルームもミニマムです。
ストリームの方が広いですね。
そしてシートは相変わらす素材もカラーも安っぽいです。
オプションの革にいたってはビニールのシートカバーかと思ってしまいました!
いくら安い革でもこれではいりません。