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アベンシス Li トヨタ 試乗

トヨタでは無い乗り味に感激!

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気にはなっていたのですが、なかなか乗る機会の無かったアベンシスに乗ってみました。

とにかく試乗車が無い!まあほとんど売れていないクルマですから仕方ないですが。

今回も試乗車が無くセールスマン個人のクルマに乗せていただきました。
まあ、ある程度予想はしていましたがヨーロッパ車並みの素晴らしい足回りでした。

ではでは、逝ってみましょう!^^

スタイル★★★☆

フランスのEDスクエア(トヨタ・ヨーロッパ・デザイン・デベロップメント)でデザインされ、イギリスのTMUK(トヨタ・モーター・マニュファクチャリング)で生産されるアベンシスは、日本には1エンジン2グレードで投入されています。

ヨーロッパでは2009年から販売されていて、既にマイナーモデルの写真も出回っていますが、日本に導入の予定は未定だそうです。

既に6年を経ていますが、なかなかフレッシュな印象を保っていますね。

先代のちょっとオペルっぽいデザインからは随分垢抜けました。

初めて実物とじっくり対峙するとなかなかの存在感です。

サイトのプロポーションも新しいですし、ショルダーラインが張り出したリアビューは力強くもあります。

フロントもサイドまで回り込んだヘッドライトなど、早くから最新の流行を取り入れていたのだと気づきます。

難点はボディカラーが3色しか選べないことです。「スーパーホワイトII」「シルバーメタリック」「ブラックマイカ」という無難なカラーの3色が設定されています。

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内装★★★

外観に比べ内装は流石に古さが目立ちます。

それでもいいのは、フロントシートのサイズも大きく、着座位置も低めでドライビングポジションが決まるところです。

これは楽ですね。

流石にドライバーズカーたらんとしている事が伺えます。

ステアリングやシフトノブなども革巻きでパドル(7速)も付きます。

リアシートも広く居心地はいいです。

ラゲッジスペースの広さもかなりのものです。

通常時の容量で543リッターあります。

後席バックレストを倒せば奥行き1920mm、幅1550mmという大容量のスペースが現れます。

このあたりの実用性もヨーロッパのライバルに負けていません。

気になるのはウインカーレバーが輸入車のように左側のままなことです。

エンジン★★★★

エンジンも素晴らしくフィールがいいです。

ウィッシュなどにも使われる同じNAの2リッター直4、DOHC16バルブ(152ps/6200rpm、20.0kgm/4000rpm)3ZR-FAEですが、セッティングが異なるようで低速からツキが良くシッカリとトルクが出ているので、2.4リッターぐらいの力を感じます。

CVTもスリップ感が少なく普段は1000rpm台、少し加速させても2000rpm台で十分なスピードに乗ります。

特に回してもいい音がするわけでもありませんがスムーズで自然に回るので爽快な感じはあります。

アイドルストップなどはありませんし、最新のエンジンに比べると多少燃費は悪いでしょうが、これだけフィールがいいと許せてしまいます。

エンジンの仕様もヨーロッパ流というか、日本特有の燃費スペシャルでは無くドライバビリティーの事を考えてあります。

足回り★★★★★

ここがこのクルマのハイライトです。

サスペンションは、フロントがマクファーソンストラット式で、リアはダブルウイッシュボーン式です。

形式はともかく、気持ち良い乗り味が実現されている事が重要です。
セッティングは少し硬めで正にヨーロッパ車そのものの味です。

ステアリングを握っている限りでは全くトヨタ車を感じません。

つまり“ビシッ”としています。

乗り心地も快適です。

無駄な揺れがありませんのですっきりしています。
もちろんレクサス程スムーズでも絹ごしでもありませんが、十分に爽快で飛ばしても安心ですし楽しめます。

ステアリングフィールも十分に路面状況を伝え中立付近の不感帯も少ないので、路面が荒れていても、どこに飛んでゆくか分からないような不安に襲われることは一切ありません。つまり並みのトヨタ車ではありません。

同じトヨタのワゴンで言えば、プロボックス&サクシードを高級な乗用車風に仕立てた感じです。

ハンドリング・バランスも良く、コーナーでも終始低重心でどっしりした感触に包まれます。

つまり並みのトヨタ車よりもはるかに安心してコーナーに飛び込めます。

 

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総評★★★★

今回久々にアベンシスに乗って、当たり前ですがトヨタの実力を思い起こしました。

そして、なぜこの足とエンジンのセットアップが日本でも標準にならないのか考えました。

日本仕様の極めて特殊な交通状況は分かりますが、せめて1車種に1つぐらいこうしたユーロ・チューンド・サスペンション仕様のようなものがあってもいいのではないでしょうか?

確かに日本の交通事情は特殊かもしれませんし、日本のユーザーがカドマル・ソフト&スムーズを好むのも分かりますが、メーカーも一般消費者をちょっと見くびりすぎてはいないかとも思うのです。

トヨタ標準って一体誰の為のセットなのか?普通の人でもこちらの方が安心して走れるという人も多いかもしれません。

普通の女性でも一度こういうクルマに乗ると、普通のトヨタ車には怖くて戻れないとなるかもしれません。

実際輸入車に乗る女性の中には国産のミニバンに乗るのが怖いという人が多いのも知っています。

走りを楽しみには最低でもこのクルマぐらいの安定性は確保したいです。
今のトヨタのクルマの多くは楽しむ前に怖いとなってしまうので、クルマの運転に興味を持てない人が増えるのかもしれません。

クルマに興味を失っていた人もアベンシスのような車に乗ると運転の楽しみを思い出させてくれると思います。

【スペック】全長×全幅×全高=4765×1810×1480mm/ホイールベース=2700mm/車重=1480kg/駆動方式=FF/2リッター直4DOHC16バルブ(152
ps/6200rpm、20.0kgm/4000rpm)/価格=280万円

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