白のX3っていいですね！
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手頃なサイズのSUVってやっぱり便利なんですよね！
荷物は詰めるし、乗り降りは楽だし、視界はいいし、多少の段差や路面のギャップも気にせず突っ込めるし・・。
オヤジも、クルマを1台しか持てないならこのX3やフリーランダー2、アウディQ5などはかなり上位候補に上がります。
最近ではVWティグアンやX1なんかも気になりますね。
●概要
X5から4年遅れの2004年のデビューですね。ボディサイズは、全長×全幅×全高＝4565×1855×1675mmとそれぞれX5にくらべ-100×-15×-65mmとなっています。
デビュー当時はこのクラス唯一のプレミアムSUVでした。
スタイル★★★
X5と比べると出た時はなんだかちょっと古臭く感じました。グリルやライトでBMWと分かりますが、無塗装の樹脂製バンパーとホイールアーチがどこか共産圏のクルマの様に感じたものです。
この個体はボディと同色の白に塗装されているので大分印象はフレッシュです。BMWに白は似合いますね。
↑走行7302キロ！まあ、馴らしもまだ終わっていない感じですね。
内装★★★
BMWそのものの精緻な内装も悪くは無いのですが、こういうSUVにはやはりアメリカンなゆるい感じの方が似合います。
まあ、内装だけルーズになってもエンジンや足回りが引き締まっているのでやはり飛ばしたくなってしまうのですけどもね。
↑このボリュームのあるセンターコンソールがオフロードでの安心感を生むポイントです。
↑こういうクルマのいいところは、乗り込む時などちょうど腰の位置にシートが来るところですね。乗り降りがとてもしやすいです。
↑BMWは昔から、こういうちょっとしたステッチのアクセントが上手いですね。洒落てます。
↑今や珍しくなってしまった縦置きストレート６です。
エンジン★★★
2.5リッター（192ps）と3リッター（231ps）の直6です。この個体は2.5です。小さいといっても重量は1760kgありますから、欲をいえば3.0が欲しいところです。
まあ、2.5でもスムーズで過不足なく走ります。
↑もちろんタイヤもホイールもピカピカです。
足回り★★★
ここも乗り心地よりもハンドリング優先です。とはいってもタイヤのハイトがあるので直接ショックを伝えることはありません。
ハンドリングはSUVの悪癖をまったく感じさせないものです。S時の切り替えしでもボディのゆり戻しをそれほど意識せずに済みます。
高い位置からの良好な視界を利してクリップを狙いたくなるような正確なステアリングもBMWそのものです。
ちなみに「xDrive」と名付けられた4WDシステムは、トランスファーに内蔵された電制多板クラッチが、前後輪にトルクを配分します。LSDは無しで、スリップした車輪にブレーキをかけることで、脱出する仕組みです。
↑SUVとは思えないリアのデフューザー！ 流石はBMWです。
総合評価★★★
とにかくオールマイティーなクルマです。何をしてもどこに行っても平均以上の仕事をしてくれます。
で、クルマ好きにはそれがちょっと物足りない部分でもあります。
ちょっと贅沢ですが、奥様の安全なセカンドカーに買い与えて、たまに借りるとか、スポーツカーのセカンドカーとして、街中から長距離までガンガン使うというのが楽しい使い方かもしれません。
ちなみにこのクルマは大阪のキョーワモータースTEL 06-6745-3054にありました。価格は2008/12時点のものです。
