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ウェイク WAKE G・SA ダイハツ 試乗 

足の進化は物理の法則を超えるか?

 

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全高1835mm!タントを85mmも上回る超背高軽ワゴンです。

試乗したのはターボモデルのSA(スマートアシスト)付。この“超背高ワゴン”2009年と2013年の東京モーターショーでコンセプトカー「DECA DECA(デカデカ)」として提案されたモデルです(名前はデカデカの方が良かったような?)。

果たしてこのパッケージにその意味と楽しさはあるのか?はたまた走りは大丈夫なのか?

さっそく、逝って^^みましょう!

スタイル★★★☆

私は以前このウェイクの写真を見てフェイスブックで酷い顔だと酷評しました。

コメントでも覆面レスラーとの異名が付きました。

デカデカのシンプルな良さが失われていると感じたからです。

まあ慣れてきたのか実物を見ると少しは道具感もあってアリかなとも思うようになりましたが・・。

特徴はルーフに回り込むリアクォーターウィンドウですね。

重心高を考えてかサンルーフが無いのは残念です。

またドアはフロントがヒンジ式、リアがスライド式で、コンセプトカー時代の「デカデカ」や「タント」のようなピラーレスになっていないのも残念です。

それにしても「すべては室内空間の為」というデザインコンセプトは明快です。

サイドパネルやテールゲートはほぼ垂直に立てられています。
通常の台形と違って上の方まで空間が取れるために荷物がたくさん積めますね。

キャンプ用の軽という割り切ったコンセプトにはスズキのハスラー同様、見るべきものはあると思います。

内装★★★

内装は外観同様に直線基調はいいですが、色やデザインはあまりに平凡で見るべきところはありません。

意外といいのはシートの感触とホールド感ですね。

前席はソフトでストロークがあり座面が短いのが難点ですが、クッションは適度に沈み込み、故に腰でホールドします。

ベンチシートとしてはホールド感のある方です。

また小物入れが多いのも楽しいですね。

シート高の高さを利して助手席下に設けられたスペースやトランク下のスペース(容量約90リッター、深さ320mm)はこのクルマの秘密基地としての価値を高めます。

また販売店オプションとして、アウトドアレジャーの「達人」から助言を受けて開発したという用品を多数用意いるのも楽しい企画です。

ラゲッジサイズにぴったりのテントとか、なかなか使えそうなものもあります。

 

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エンジン★★★☆

エンジンはターボと自然吸気の2種類です。

上級グレードの「G」「X」はターボを示し、下位グレードの「L」「D」はNAです。

ウェイクはタントより約60kg重くなっているので、ターボでバランスします。

ノイズも機構上NAよりターボのほうが低くなっていますので10万円程度の価格差の価値は十分にあると思います。

スペックは直3 DOHC 12バルブ ターボで64ps(47kW)/6400rpm/最大トルク:9.4kgm(92Nm)/3200rpmです。

ミッションはCVTですがパワーがある分スピードの乗りも良く、スリップは我慢できる範囲です。普通に走る分にはさほど気になりません。

ターボに期待するパンチやスピードは全くありませんが、この重量にしては自然に走るだけでも良く出来ていると感じました。

足回り★★☆

ここは流石にしんどかったようですね。

タントでも硬かった乗り心地はさらに締められています。

まあ転倒問題など起こしたら一発アウトですから、理解出来なくもないですが、少しでも路面が荒れているとかなり上下にゆすられます。前席でこれならリアシートはさぞつらいと思います。

ちなみにタイヤサイズはこの「G」「G“SA”」のみ165/55R15で、その他のグレードは155/65R14です。

一方、良路ならまあまあスムーズです。フラット感もあり気持ちのいい走りです。

しっかり締めあげられているかいもあって交差点を少しスピードを上げて回っても嫌な揺れ戻しもありません。

なかなか大したものだと思います。

試乗した「スマートアシスト」を備える「SA」という仕様ですが、機能としては以下の3つの機能を備えています。

まず、低速(約4km/h~約30km/h)での衝突回避を支援の自動緊急ブレーキ、2つ目が前方に障害物がある場面での誤った急発進を防ぐシステム、3つ目が信号待ちなどで先行車が発進したことに気付かない時に知らせてくれる警報装置です。

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総評★★★☆

これをベースにキャンピングカーとか作ったら面白そうですね。

内装と乗り心地はもう少し頑張って欲しいところですが、こうした単機能の割きったコンセプトのクルマはやはり魅力がありますね。

個人的にはこれほどのスペースは軽に求めていないので、より乗り心地のいいスペーシアかN-BOXで十分ですが、若者には受けるのではないでしょうか?

昨今クルマに興味を失った若者に少しでも「これは面白いかも?」と振り向かせてくれるだけでもこのクルマには価値があると思います。

【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全高=3395×1475×1835mm/ホイールベース:2455mm/車重:1020kg/駆動方式:FF/エンジン:0.66リッター直3 DOHC 12バルブ ターボ/トランスミッション:CVT/最高出力:64ps(47kW)/6400rpm/最大トルク:9.4kgm(92Nm)/3200rpm/タイヤ:(前)165/55R15 75V/(後)165/55R15 75V(ダンロップ・エナセーブEC300+)/燃費:23.8km/リッター(JC08モード)/価格:174万9600

 

 

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