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スズキ ソリオ ハイブリッド MV  試乗 suzuki solio

スタイルさえ気にしなければ最高の実用車?

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軽自動車より少しだけ大きなこのクルマは実はライバルがいないのですね。

このサイズ感が必要な人にはもう最高のクルマです。

ソリオは以前にもテストしましたが、その時も印象は良かったですね。
軽自動車よりも明らかに質の高い走りは、それだけで軽から乗り換えるメリットがあります。

今回はハイブリッドが追加されたので、乗ってみました。

従来は「S-エネチャージ」と呼んでいたスズキのマイルドハイブリッドシステムですが、普通車ならセレナもやっていますし、やはりハイブリッドという名前の響きはセールスに繋がるとの事でしょう。

さてさて、それでは早速逝ってみましょう!^^

スタイル★★

ソリオは元は97年のワゴンRワイド、99年のワゴンRプラス、00年ワゴンソリオ、04年ソリオと続く、軽のワイドバージョンの系譜ですね。

この4代目 MA26S/MA36S型は今年の8月のデビューです。

顔は先代の宇宙人みたいなチャームなライトが廃止されて、普通になっちゃいましたね。

スズキのエンブレムが無かったらニッサンぽくもあり、どこのクルマか分かりません。

救いはサイドやピラーが全て立ててあって小型車らしくスペース効率を追求したフォルムになっている事でしょうか。

実際このサイズで室内スペースを確保するには軽もですがサイドを絞っている余裕なんてないのですが、ソリオはかなり潔く明快です。

両側スライドドアを採用しているのもこのクラスの実用車として正しい選択でしょう。

内装★★★★

内装の質感は確かに軽自動車との差別化が図られていてしっかりしています。

ミラージュやマーチと言った廉価な5ナンバーの小型車と比べても遥かに高価に見えます。

デザインのポイントはセンターメーターですね。

おかげで運転席側のアッパーボックスや紙パックにも対応するドリンクホルダーなど便利な装備も加えられています。

フロントシートはセパレート式でセンターコンソールもないので、運転席と助手席および前後席間でのウオークスルーも可能です。

全グレードで運転席にシートヒーターを標準装備しているのも親切ですね。

リアシートも165mmのスライド調整機構や56度のリクライニング調整機構、センターアームレストも装備していますし、ロールサンシェードやピクニックテーブルなど、快適装備も充実しています。

このサイズとしてはもっとも使いやすい室内ではないでしょうか?

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エンジン★★★★

エンジンもいいですね。

「K12C」と呼ばれる1.2リッター直4 DOHCエンジンにマイルドハイブリッドシステムをプラスしています。

マイルドハイブリッドシステムは車速が0~約100km/hの間で、最長で30秒間にわたりモーターアシスト機能が働きます。

モーターの出力とトルクは3.1ps/1000rpm、5.1kgm/100rpm。エンジンの圧縮比も従来の12.0から12.5に高められている為、かなりパワフルにじます。

音もパーシャルでは非常に静かで、軽との違いを感じます。

1トンを切るという車重の軽さも手伝って踏んだら踏んだだけ前に進む感覚があっ
てCVTの悪癖も上手くモーターがカバーしているようです。
またISG付きなので、アイドリングストップからの再始動がスムーズなのもいいですね。

これならアイドルストップをオフにする事なく使えます。

セルでは無くモーターによるクランキングで音もなくスルンとかかります。

これだけでも価値があります。

足回り★★★☆

スプラッシュや新型エスクードのような欧州車チックなしっかり感を期待したのですが、それは叶えられていません。

しかし和風としてはかなりで気のいい部類です。

乗り心地のタッチは優しく、姿勢制御は完璧ではありませんが、重心高は十分に低く感じられ、この車高にしては安心してステアリングを握っていられます。

また車重の軽さも悪い方向に働いてはいません。新開発のプラットフォームや高張力鋼板、超高張力鋼板の採用などによって1トンを切った車重は、しかし足回りなど随所には従来以上の剛性を持たせてあるそうで、走りに安っぽさはありません。

この乗り心地と走りは確かに軽自動車とは一線を画します。特に高速道路では静かなエンジンもあってかなり疲れが違うのではないでしょうか。
 

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総評★★★☆

ライバルがいないこともあって安定して売れています。

スイフトとソリオは今や普通車ではスズキの柱ですね。

ポルテ/スペイドあたりがライバルなのでしょうが、幅は70mmぐらい違いますね。

ソリオの方が小さいです。

今回のハイブリッドかで失うものは何もなく(価格差は燃費とリセールで取り返せます)、余裕のある走りと、静粛性を手に入れました。

その完成度はかなり高いといえるでしょう。

クルマに趣味性を求めないなら(このメルマガの読者にはあまりいないかもしれませんが)最高の実用車でありセカンドカーになりえるのではないでしょうか?

【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全高=3710×1625×1745mm/ホイールベース:2480mm/車重:950kg/駆動方式:FFエンジン:1.2リッター直4 DOHC 16バルブ/トランスミッション:CVT/最高出力:91ps(67kW)/6000rpm/最大トルク:12.0kgm(118Nm)/4400rpm/タイヤ:(前)165/65R15 81S/(後)165/65R15 81S(ヨコハマ・ブルーアースAE-01)/燃費:27.8km/リッター(JC08モード)/価格:188万4600円

 

 

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