またもや熟成待ちか?
新型「Eクラス」は、現時点で世界一先進的な装備を備えたクルマです。
決して小さくないのですが、第一印象はまるでCクラスのようにコンパクトに感じます。
それはデザインが似ていることもありますが、凝縮感が半端なく密度の濃さを感じさせるからでしょう。
今回乗った200は最新のエンジンらしく4気筒とは思えない程スムーズでパワーもどこからでも十分で全く不満を感じませんでした。184ps/300Nm、
唯一欲を言えばサウンドがちょっと安っぽいことでしょうか?
加速時に直噴特有のカリカリというノイズが入ります。
高回転まで回しても気持ちのいい排気音などもありませんので、その辺りを求める人にはより上級モデルの方が良さそうです。
注目の「ドライブパイロット」ですが、これは最新の安全運転支援システムで、現在の他社のシステムを大きく凌いでいます。
残念なのはこの部分です。
乗り心地が固いのです。
現時点では旧型の滑るような乗り心地はありません。
確かに一番固いモデルでタイヤも(前)245/40R19(後)275/35R19というファットなものでしかもランフラットです。
メルセデスはまだBMW程にランフラットの経験が無いのか硬さが残っています。
これが標準モデル(非ランフラット)かオプションのエアサスになると劇的に改善される予想はあります。
その代り、ハンドリングはこのサイズとしては例外的にスポーティーです。
ボディが小さく感じられます。
ステアリングはとても軽く洗練されています。
フィールがとても上質でしかし素晴らしく状況も良く伝えます。
このステアリングフィールだけで高級車を感じます。
電動でこれほどの制御は流石です。
ブレーキは少し残念な部分です。
新車でアタリが付いていなかったのかもしれませんが、停止直前のコントロールが難しくギッッと音を立てます。
これは高級車にはあってはならないマナーです。
自動運転の停止時にもこの音は発生します。
このあたりのマナーは最近ではジャガーの方が上手かったですね・・。
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