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アルトワークス 5MT 試乗 スズキ suzuki alto works

ポジションが合わない

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アルトのスタイル好きなんですよね。大人が乗って恥ずかしくない珍しい軽です。

ちょっとノスタルジックなのに、別に狙っていないというか、他の軽のようにあざとくぶりっこしているわけでもないのに、とても愛嬌のあるスタイルになっています。

Cピラーのオマージュなどオヤジじゃらしも多数。

エンジンの冷却効率を高めるために、フロントに追加されたエアインテークはワークスだけの処理です。

ボディカラーは豊富なノーマルと違って4色のみの設定ですが、試乗車のシルバーも渋いですね。

もうこのスタイルだけで我々オヤジ世代は自動車愛を鷲掴みにされます・・。

 

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ブラックを基調に、各所にレッドやシルバーのアクセントを採用したインテリアは基本的に「ターボRS」と同じで古典的ですが、これも渋いです。
ワークスのスペシャリテはステンレス製のABCペダルとフロントに装備されるレカロ製のスポーツシートでしょう。

このシートもロードスターや他車によくある表皮をレカロに張り替えただけのものでは無くすべて本物です。

軽そうなのに剛性もあってサポートもかけ心地も流石と感じさせます。
このシートとステアリングに軽の安っぽさは全くありません。

残念なのはポジションが高くスポーティーさが無い事ですね。

しかもステアリングコラムに備わるのはチルト調整機構のみで、テレスコピック調整機構は採用されていません。なのでポジションが合わない。どう調整しても腕が伸び気味となってしまいます。

せめてあと20ミリヒップポイントが下がれば、ぐっと雰囲気が変わるのに。非常に残念です。

 

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パワートレインに関してはターボRSと同じ64psを発生するターボ付きの「R06A」と同じですが、改良型と称されるそれはエンジン本体の水温を
下げ(先のエアインテークなどで)て空気の充てん効率を高め、最大トルクを若干高めています。

また、ECUのキャリブレーションによりアクセル操作に対する応答スピードを10%高めています・・

 

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