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オーリス 180G Sパッケージ 7速CVT 試乗 トヨタ

刺激控えめのスポーティー?
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↑ヴィッツ大だった先代の面影は余りありません。

 

ミラージュの試乗が叶わなかったので新しいオーリスに乗りにネッツ店を訪ねました。

オーリスといえばアベンシスと並んでトヨタのラインナップの中では欧州市場を狙ったモデルで走りに振ったセットが特徴ですね。

VWゴルフやプジョー308などと同じ、いわゆるCセグに属するクルマです。

 

エンジンは1.5と1.8の2種、グレードはGとRSの2種でそれぞれ足を固めたSパッケージがあります。

今回は売れ筋の1.8リッターの180GのSパッケージ、7速CVT仕様を試乗しました。

 

スタイル★★★
走りの安定感をイメージさせる台形フォルムです。

張りとボリュームのある面構成で力強さを演出しているあたりは同じハッチバックでは欧州シビックと同じ手法です。

CピラーやリアコンビネーションランプなどのリアセクションはレクサスCTっぽいですね?どうしてもこうなるのかなあ?

車名の由来は英語の「Aura(独特の雰囲気、霊気)」ですが、ちょっとオーラを放つまでには至っていないような・・。

 

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↑ダッシュも先代のタイトな感じから広がり感を演出したよくあるタイプに・・。

 

内装★★☆
内装は相変わらず下手ですね。

それにしても最近の日本車は何でこんなに内装に魅力がないのでしょう?

カラーはスポーティーといえばお決まりの黒、150Xのベージュもあまりにオヤジ臭い色調です。

スポーティーが売りのオーリスの想定ユーザーが本当にこんな色を好むのでしょうか?

 

シートカラーも平凡ならデザインも平凡です。

RSのSパッケージではかろうじて赤いステッチで彩られていますが、線が細く大胆さに欠けます。
ステアリングとシフトノブなど触る部分に革が与えられているのは流石にスポーティーモデルですが、パドルの素材とタッチはこれまたイマイチです。

シートの座り心地に落ち着きがなく、とにかく作り手のイメージに統一感がないというか、フィット感一体感に欠けるのがスポーティーモデルとしては致命傷
です。

 

インパネもオプションでせっかく本革が選べるのにその色が黒だけというのは寂しいですし質もイマイチですね。

先代はニーサポートになりそうなほど大きくい張り出したセンターコンソールが特徴で割りとタイトな演出もありましたが、新型では横基調で広々感を演出するタイプのデザインでスポーティーな印象もありません。

 

エンジン・ミッション★★☆
非常に残念な部分がココです。

エンジンはフラットトルクで音やフィールを含めて何のドラマもありません。

同じスポーティーモデルと言っても86との大きな違いはココですね。

当のトヨタも自信がないのか、カタログにはエンジンの写真もなければイラストもありません。

スポーティーモデルなのにエンジンの性能曲線も載せていないカタログというのは珍しいですね。

 

そして輪をかけてもっさりしたフィールなのがCVTですね。

7速にきってスポーツモードもありますが、スポーツモードにしたところで基本的に何も改善しません。滑る回転が上の方に移行しただけです。

これも86のトルコンが羨ましいです。

 

86のATはタイトですしブリッピングさえします。オーリスの6MTは乗っていませんが、基本的にエンジンも刺激不足ですからあまり期待は出来ません

 

足回り★★★★
ここはいい意味でトヨタのクルマでは無いです。

つまりステアリングは正確で遊びは少なく、足は余分な動きを排除しすっきりとしています。

 

試乗車はSパッケージでノーマルよりもさらに固めですがそれでも乗り心地に不満はありません。

特にリアサスの動きが良くリアが跳ねる感じや逆にピッチングもなくなかなか快適です。

まだ乗っていないのでなんともいえませんが、これのノーマルバージョンは相当乗り心地がいいのではと思います。

ハンドリングも交差点をハイスピードで曲がる程度ならいやな揺れ戻しもなく前後バランスも良かったです。

ステアリングのギアレシオがもう少し早ければ街乗りでは文句はありません。

 

星が一つ少ないのは例えばゴルフにはあるあの圧倒的なボディやステアリングの剛性感に欠けるとか、実はちょっとした違いです。

でもこの僅かな違いがスポーティーなクルマにとっては大きな手応えの違いとなって感じられます。

いざという時、つまり限界を超えた領域での安心感はそんなところからくるのだと思います。

 

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総評★★★☆

それにしても残念なのはパワートレインです。

86はFRで水平対向ですからスペース的にも無理は承知なのですが、オーリスに86のエンジンとATがあったらどんなに楽しいクルマになったろうにと思います。

あと価格が違うので仕方ないですが、サイズ的にいえばレクサスのCTにも近いのですが、このCTのFスポーツのハンドリングと乗り心地はオーリスのワンランクからツーランクは上です。

つまり、オーリスは本格的なスポーツハッチとしては物足りないですが、しっかりとした走りを持つ実用車と考えれば悪くないというレベルです。

ならば150でいいかとカタログを見ていると1.5リッターはリアサスがダブル・ウィッシュボーンからトーションビームになるんですね。するとやっぱり180のRS(ノーマルサス)を6MTで買ってライトチューンを施すのが一番楽しいかも?

とか色々考えているとやはりオーリスのこだわることもないかと。

 

つまりオーリスの221万という価格付近にはシトロエンDS3シック249万、ルノー・トゥインゴ クープ・デ・ザルプ222万なんてのもいるわけで・・。

結局、最後は内外装のセンスやちょっとした乗り味の味付けで候補から外れてしまう感じです。

これはオーリスに限らず日本車」に共通する問題ではありますが。
 

【スペック】全長×全幅×全高=4275×1760×1460mm/ホイールベース=2600mm/車重=1280kg/駆動方式=FF/1.8リッター直4、DOHC(143ps/6800rpm、17.6kgm/4000rpm)/価格=221万円

 

(※この記事は2012年8月に書いたものです。有料版の記事の一部を加筆訂正し約1年遅れで配信しています。)

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