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R8 5.2 スパイダー 5.2 FSI クワトロ アウディ 試乗 458やガヤルドよりいいかも?

458やガヤルドよりいいかも?
写真 2

 

2013年3月のマイナーで待望のSトロ(ツインクラッチ)が搭載されたR8に乗ってみました。

ボディは100kg重いスパイダーの方です。

 

スタイル★★★★☆

2003年のフランクフルトデビューですから既に10年を経ていますが、全く魅力が衰えないのは流石ですね。

個性的ですし、いまだ未来的な感覚も持っていると思います。

サイドの大きなエアインテークはミドエンジンの証です。

またマイナーで曲がる方向へ順次点灯するLEDのダイナミックターンシグナルなどが与えられて細部もフレッシュになっていますね。

スパイダーのソフトトップは、車速が50km/hまでであれば、走行中でも開閉可能で、その動作は19秒という速さです。

 

内装★★★★

本革の電動スポーツシートはサイズが大きく包まれ感が高く安心感があります。

シートヒーターやランバーサポート機構も備わります。

テスト車はオプションの「レザーパッケージ2+カラードステッチング」を装備していたので内装も豪華です。インストゥルメントパネルやドアトリムなどもレザー仕様となり、各所にステッチが施されるといった塩梅です。

気になったのはアウディ全てなのですがステアリングのデザインですね。

流石にちょっと飽きてきました。

下がフラットなタイプですが、ホーンボタンが丸くてちょっとシャープなイメージに欠けます。
私が普段乗っているS8と同じテイストという事もありますが、少し古く感じる部分です。

ステアリングは左右どちらも選べますが、試乗車は左でした。

メーターもスパースポーツとしては少しオーソドックスなデザインです。

いいのは電動化が進むパーキングブレーキですが、レバー式が採用されていること。

またロールオーバープロテクションシステムも強化されています。

 

写真 1

 

 エンジン・ミッション★★★★★

ミドに搭載されるV10エンジンは、最高出力525ps/8000rpm、最大トルク54.0kgm/6500rpmを発生します。ドライサンプ方式重心も低くなっています。

とにかくここは素晴らしいですね。

私が普段乗っているS8と同じ筈なのですが、パワーは全く違います。

あらゆる回転でトルクが詰まっています。

そして上品にエキサイティングです。

このパワー特性は文句の付けどころがありません。

同じエンジンのガヤルドより音も特性も僅かにジェントルですが、楽しさは変わりません。

洗練度ははるか上です。

また458よりも特性がマイルドで乗りやすいですね。

クアトロという事もありますがフルに使い切る気持ち良さを味わえます。

車重はクーペV8のSトロニックで1660kg、V10で1710kg、スパイダーは1810kgですが、スパイダーでも全く不満はありません。

注目のミッションですが、従来の6段Rトロニックから7段Sトロニックへ換装され0-100km/h加速は3.9秒から3.6秒に短縮されました。

このV10のRトロはガヤルドで体験済みですが、クリッピングも上手くほぼそのネガは感じませんでした。

しかし今回この7速のSトロを知るとやはり完璧ですね。

シフトダウンも全くタイムラグもショックもありません。

これならコーナリング中でも自信を持ってダウンシフトを敢行できます。

足回り★★★★★

スパイダーボディとなってもASF(アウディ・スペース・フレーム)はミシリとも言いません。

また磁性オイルを用いた可変ダンパーシステム「アウディ マグネティックライド」がもたらす極上の乗り心地は、そのフラット感に於いてもこれまで最高と思っていた458を超えます。

とにかく少し早いペースで走っている限りこのクルマを超える快適なセダンはありません。特にハイウェイクルージングの安心感と快適性は見事の一言です。

クアトロシステムのトルク配分はかなりFR寄りでフロント15%、リア85%を基本に必要に応じて最大でフロントに30%まで配分されます。

以前の5.2は確かリアが意外にナーバスな印象がありましたが、今回少しウェットな路面でしたが、随分落ち着いた挙動になりました。

その自信を支えるのは正確でフィールのいいステアリングもあります。ドライサンプ&クアトロ(重いデフが下にある)&スパイダーで重心が低いこともあって、何をしても怖くない感じがひしひしと伝わります。

フェラーリやランボを持て余す人もこれなら自信を持って攻められるでしょう。

総評★★★★★

R8の国内における年間の目標販売台数は、100台。

しかし、これはもっと需要がありそうです。

掛け値なしに普段遣いできるスーパーカーです。

街中でも最高に楽しめます。

なぜならR8はスーパースポーツの神経質な部分を削り、その極度の官能性を最高の洗練をもってあらゆるシーンで与え続けてくれるからです。

これほど満足感の高いクルマはなかなかありません。

Sクラスの倍ほどの価格ですが、ステアリングを握るならその10倍ぐらいは楽しめます。

もっと売れていいクルマだと思います。

【スペック】全長×全幅×全高=4445×1905×1245mm/ホイールベース=2650mm/車重=1810kg/駆動方式=4WD/5.2リッターV10DOHC40バルブ(525ps/8000rpm、54.0kgm/6500rpm)/価格=2339万円

 

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