プロトンとか
こんにちは試乗オヤジです。
マレーシアに来ています。
こちらではガソリンがレギュラーで50円、ハイオクでも70円弱です。
これは政府の優遇税制のおかげですね。
クルマは国営のプロトン(ロータスを参加に持つ)のSAGAが130万ぐらいからでタクシーの多くはこれですね。
輸入車には100%の関税が課せられており、日本車も価格は2倍になります。
それでもトヨタ、ホンダの人気は高くけっこう走っていますね。
ダイハツなどは現地で生産していますが、部品のいくつかは日本からの輸入になりますので、やはり1.6倍ぐらいの価格になってしまいます。
↑プロトン・サガ
市内のクアラルンプールではイラン人や中国人のお金持ちも多く、ベンツやBMWも大阪以上に見かけます。
GT-Rやランエボ、インプレッサWRXも人気でちらほら見かけます。
それとアルファードのステータスが高くベンツのセカンドカー(家族で乗る時の為)と言った感じのポジションになっています。
700万以上するのですが、中古になっても値落ちが少ないです。日本人がMM2Hというビザを所得すれば、1台だけですが関税無しで輸入できるので、数年乗っても少し利益が出るかもしれません。
道路は暑いのでひびが入っていたり、荒れているところも多いです。
市内は時間によってはジャムと呼ばれる渋滞も激しいですが、高速は110km/h制限のところも多く、3車線で空いています。
料金も100円ぐらいの区間が多く非常に使いやすいですね。また免許は点数制ではないので違反をしても罰金を払えば済みます。
飲酒なども警官と交渉して揉み消してもらう事が当たり前?のようです。。
ちなみにプロトンの乗り心地ですが、意外としっかりしています。
タクシーで乗った新車は雑味はありますが、ボディも足回りも国産でいえば10年ぐらい前のカローラぐらいのレベルはあります。
MTですのでドライバーによっては揺れますが。また道路が悪いので足の取り付けはかなり丈夫に出来ているようで、プロシード並みの骨太感を感じます。
空港からはバジェットと言う定額制のタクシーが出ています。
クアラルンプール市内まで約1時間の道のりを74リンギぐらいですから、¥2000ぐらいで走ってくれます。
時間課金ではないので皆バンバン飛ばします。私の時は高速は130km/hぐらいで飛ばし、40分ぐらいで着きました。
旧型だったので、ピッチングが激しかったですが、ステアリングワークは非常に繊細かつスムーズなドライバーだったので、安心していられました。
それにしてもアジアの新興国にくると成長スピードの早さに驚かされます。
たまにこういう国に来ると刺激を受けますね。日本の閉塞感に比べなんとも健康的で楽しげです。
時間は誰にも平等に、しかしかなりのスピードで過ぎてゆきます。