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XF 4.2 ジャガー 試乗

微妙ですな
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遅まきながらXFに乗ってきました。
Sクラスの後継ですね。先日乗ったニューEクラスとの違いが見所です。

●概要

2007年1月のデトロイトショーで「C-XF」として出展され、9月のフランクフルトショーでデビュー。

日本には、翌年の4月発売されました。
エンジンはV6,3.0、V8、4.2、V8スーパーチャージャー5.0のRの3種です。

スタイル★★★★

遺跡のようなSから一転、ご存知のように元アストン・マーティンのデザイナーであるイアン・カラム氏の手になるスポーティなエクステリアは最新のXJにも引き継がれました。
Eや5と比べるとやはりどこか情緒的で有機的です。

細部の高級感もグッとアップしました。
そしてハイデッキでトランクの容量がアップされたことが、Sのオーナーには最も羨ましい部分ではないでしょうか?

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内装★★★★

内装も外観同様モダンになりました。
車高も上がっているので、旧型で指摘されたリアのヘッドクリアランスも改善されています。
ダイヤル式のドライブセレクターや、手を触れるだけで開くグローブボックス、フォスファーブルーのイルミネーションなど高級車らしい?ギミックも満載です。
革のカラーやテカラないウッドのセレクトなどは流石です。

エンジン★★★

V8はベンツのようにセカンド発進となります。
パドルもありますが、市街地での力強さは3リッターとさほど変わりません。
このV8が進化を発揮するのは4000回転を超えてからです。

それまではただフロントが重くありがたみが感じられません。
その点、3リッターは清々しく諦めもつきますし、回せばそれなりの音も発しますから高速以外では3リッターの方が楽しめるかもしれません。
もちろんRは文句無しのユニットです。

足回り★★★☆

Sと比べると、ロール方向の無駄な動きが排除されている分、随分モダンに感じます。

ストローク感もありますが、従来のジャガータッチと言うよりは、ドイツ車的にしっかりとしたものになりました。
それでも、Eとはスムーズさの質が違います。

Eは固いボディを利してフラットに滑る感じで厚い絨毯の上ですが、XFは道に薄い絹の膜を張ります。
目が細かくアメ車にも似たタッチですが、そこから先は流石にアメ車よりも強力なダンピングを持ちます。

ただし、個体の問題か少し荒れた路面では45プロファイルのタイヤのせいもあってか、少しきつめのハーシュを感じました。
またミッションも停止寸前に何度かショックがありました。

こうした初期のリファイメントについてはやはりEに適いません。学習機能だけの問題ならいいのですが・・。

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総合評価★★★

3.0かRならば4つ★ですが、この4.2は少し中途半端な感じです。
XJのアルミボディを知ってしまうと、ボディが少し重く感じられるのも面白くないところです。
ブラッシュアップされたサスと同様、アルミボディだったら外観と同様、随分モダンなフィールのクルマになったと思うだけに少し残念です。

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