アクセラ・スポーツ20S Touring 試乗 mazda AXELA

ついにゴルフを超えたか!
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先週の前書きにも書きましたが結論から言ってここ数年の日本車の中で一番と感じました。

もちろんGT-RやインプレッサWRX、IS-Fなど特殊なクルマを除いてということですが。

 

こうしたCセグの量産ファミリーカーでしかもすべてのグレードでこれほど楽しく上質な乗り味を持つ力の入ったクルマは当分出てこないのではないでしょうか?

昔はインプレッサやワンダーシビックなどシリーズ全体が素晴らしいブランドもありましたが、昨今の日本車は一部のグレードには力を入れてもシリーズ全てがこれほどの実力を備えることはありませんでした。

まあ同クラスではレクサスCTのシャーシに近いものを感じますが、あちらは価格が全く違うので直接比較はできません。

とにかくこのところ全く精彩を欠いていた国産車にあって久々のホームランです。

スタイル★★★★☆

アテンザをギュッと凝縮したようなスタイルです。

のびやかなアテンザもいいですが、この凝縮感も従来の日本車には無かったものです。

特殊なスズキのキザシやスプラッシュを除いてこのクラスでは欧州車と真っ向勝負の出来る唯一の日本車ではないでしょうか。

バランスはハッチバックのスポーツですが、ほぼ見た目の変わらないセダンも面白いです。
Cピラーからリアにかけての処理が非常にスポーティーでまるでハッチバックかクーペのように見えます。

躍動感あふれるデザインだと思います。

アテンザは2013年のワールドカーデザインオブザイヤー ベスト3に輝いていますが、そのデザインテーマである「魂動(こどう)-Soul of Motion-」を継承するこのアクセラもなかなかの出来だと思います。

Cd値はセダンで0.26、ハッチバックで0.28です。

そういえばマツダは昔からデザインには熱心でした。

昔のユーノス500のような世界を驚かすようなデザインが少し帰ってきた感じがします。

内装★★★★

内装もその品質感の表現の上手さで欧州車レベルにあります。

これも国産車では稀なことです。

ライバルのインプレッサはここで大きく後れを取ります。

この精緻な感じはアウディのそれにも似ています。

スイッチやメーターの細かなデザインが利いています。

レタリングも細く繊細です。

メータークラスター上にはプジョーのようにガラス越しにスピードなどの確認が出来るアクティブ・ドライビング・ディスプレイも備わります。

またシートの出来がいいのもアクセラの特徴です。

サポートも自然でポジションも文句無しです。

 

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エンジン・ミッション★★★★☆

エンジンはなんと4種。
1.5、111PS/6,000rpm、14.7kgm/3,500rpm
2.0、155ps/6000rpm/20.0kgm/4000rpm
2.0ハイブリッド、99ps/5200rpm、14.5kgm/4000rpmモーター最高出力:82ps(60kW)モータ
ー最大トルク:21.1kgm(207Nm)
2.2ターボディーゼル175ps/4500rpm、42.8kgm/2000rpm
ハイブリッドとディーゼルを一つのモデルでラインナップするのは初です。

注目はアテンザと同じ42.8kgm/2000rpmという強力なディーゼルです。

これに乗りたかったのですが、今回乗ったのは2.0です。

ハイブリッドもプリウスのTHCとミラーサイクル(マツダはアトキンソンと呼ぶ)ですが、制御がうまくとはるかに自然に仕上がっているそうなので
いずれ試してみたいと思います。

でもこの2.0も良かったです。

とにかく自然なんですね。

パワフルでもあります。

欲を言えば欧州基準の1.5あたりのダウンサイジングターボが欲しいところですが、この熟成の2.0もなかなかいい味を出しています。

ミッションもデュアルクラッチでも8速でもありませんが、スカイアクティブ6ATはロックアップの領域が広くかなりダイレクトなフィールを得ています。

スバルのリニアトロニックCVTとは比べ物になりません(新しいスポーツリニアトロニックは未体験)。

とにかくボディがまずしっかりとしているのでエンジンが高級に感じられます。

ゴルフというよりアウディのA3に近い乗り味です。

足回り★★★★★

やはりマツダはここがハイライトですね。

とにかく楽しい。

楽しさではゴルフに勝ります。
ちょっとジュリエッタに近い感じもあります。

まず乗り心地が超上質です。

この乗り心地はクラウンもかくやというものです。

路面の粗さを感じるゴルフよりいいですね。

細かな微振動はシャットアウトされ大きな入力は力強く受け止めます。

雑誌によると1.5はさらにしなやかだといいます。

そしてコーナリングも驚きのバランスです。

タイヤは前後215/45R18 89Wですから太いタイヤに頼ったドタバタしたものではもちろんありません。

ステアリングフィールも自然でかつ正確です。

1.5ほどの価格のプレミアムクラスの輸入車(Aクラス、1シリーズ、A3、V40)と比べても遜色ない実力を持っているとはっきりと感じました。

つまりほぼ欠点が見当たりません。

 

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総評★★★★★

実はこのクルマに乗る前に乗ったクルマが前回ご紹介したN-WGNだったのですが、価格の差を割り引いても全く別物でした。

おそらくN-WGNのユーザーが一度アクセラを経験するともう戻れないのではないでしょうか?

それほどにクルマとして圧倒的な差があります。

アクセラはシートに腰を下ろした瞬間に「ああ、いいなあー」と感じます。

少しでも動き出せばその質の高い動きに圧倒させられます。

このメルマガの読者の方ならすぐに分かるほどの違いです。

私が国産車をこれほど褒めるのは昨年11月のアテンザXD以来です。

その前がインプレッサWRX、その前がフェアレデイZコンバーチブル、その前がCX-7でしょうか。

奇しくもマツダ車が多いですがマツダの足のセットが好みなんですね。

まあぜひ乗ってみて下さい。

今年は本当に国産車不作の年で年間を通して終わるかと思っていましたがどうにか12月に間に合いました。

私も日本人ですから国産車を応援したいのですね。

オートカーやトップギアとかに日本車が褒められるのを見るとワクワクします。

アクセラの評価も早く見てみたいものです。

【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4460×1795×1470mm/ホイールベース:27
00mm/車重:1310kg/駆動方式:FF/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ
トランスミッション:6段AT/最高出力:155ps(114kW)/6000rpm/最大トルク:20.0kgm(196Nm)
/4000rpm/タイヤ:(前)215/45R18 89W/(後)215/45R18 89W(トーヨー・プロクセスT1スポ
ーツ)/燃費:19.0km/リッター(JC08モード)/価格:231万円

 

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