クロスオーバー クーパー S ALL4 試乗 MINI

MINI CROSSOVER クーパー(FF)&クーパーS(ALL4)

期待したのですが・・

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視界が良くて乗り降りもしやすいのでこの手のクルマ好きなんですよね。

しかもMINIならファッション性も最高。走りもきっといいはずと意気込んでの試乗です。

売れ筋のクーパーと最上のクーパーSの4駆を計3日、ワィンディングや高速など色々走りこんでみました。

  • ●概要
    MINIも随分大所帯になりましたね。

    3Dハッチ以外にカブリオレ、カントリーマン、そしてこのクロスオーバーです。

    今後クーペやロケットマンコンセプトなども予定されています。
     
    特にこのクロスオーバーはパワートレインこそ従来と共通ですが、プラットフォームは新規で、サイズは一回り大きくなっています。

    また4人乗りのほか、初の5人乗りも用意され、「ALL4」と呼ばれる4WDもMINI初ですね。
    グレードはワン・クーパー、クーパーSでクーパーSのみFFと4WDの2種が用意されます.

    またMINIと言えば、モンテカルロラリーでの1964年、65年、67年の優勝が有名ですが、このカントリーマン・クロスオーバーでWRCに挑戦することも決まりました。

    開発はインプレッサなども手がける英国のプロドライブ社ですね。

    スタイル★★★★
    ここはもう上手いとしか言いようが無いです。

    どこから見てもMINIですから。

    地面と平行なベルトライン&ルーフラインに特徴的な丸目2灯のヘッド&いつものテールを与えれば出来上がりです。

    サイズは関係ありません。
    なんなればボンネットバスでも出来そうです。

    とにかくそれほどまでにMINIのアイコンは強力なわけです。
    カラーが豊富でルーフやホイールの組み合わせの自由度が高いのも魅力です。

    ボディサイズは、全長4105mm×全幅1790mm×全高1550mm、ホイールベースは2595mmでハッチバック比ではそれぞれ365/105/120/130mmアップです。
    星が一つ足りないのはやはりオリジナルはやはり3Dでそのバランスに敵わないからです。

    内装★★★★
    ここも上手いですね。

    このあたりはもう日本車は勝負になりません。

    シートはレザーやパイピングなど各種選べますし、ドアの内張りの色も自由に選べます。

    コーヒーカラーのレザーにベージュのパイピングと内張りなんて洒落た組み合わせも出来ます。

    また4シーター仕様のセンターレールはパーソナル感とクロカン感を上手く演出しています。

    そこに7色に調整可能な照明というのも日本車的にやりすぎ感もありますが、MINIがやると不思議と下品でなく楽しめます。

    フライパンのように大きなセンターメーターや高級感のあるトグルスイッチなどここでもMINIのアイコンは健在です。

    ただ内装の質感はプレアミアムミニとしては少し物足りません。

    初代に比べコストダウンの影が見えます。

    ドアやダッシュのプラスチックは色やシボで上手くごまかしてはいますが、触るとかなり安っぽい感触です。
    それは特徴的な形状のサイドブレーキバーやドアハンドルに顕著です。

    またシートは座面が短くサポートもイマイチです。

    今回2時間でお尻が痛くなりました。クッションも腰が無く安っぽい感触です。

    生地もクーパーの革で無い仕様のクロス地はジャージっぽく高級感に欠けます。

    エンジン・クーパー★★ クーパーS★★★☆
    まずNAのクーパーの方ですが、122ps/6000rpm&16.3kgm/4250rpm&アイシン6ATです。

    アイドリングやパーシャルでは静かですが、踏むととたんにノイジーになります。音質も良くありませんし、トルクも盛り上がりに欠け、楽しくありません。

    とにかく重いのでちょっと加速しようとするとすぐにキックダウンして直噴特有のバリバリと硬質な音を撒き散らします。

    なのにスピードはさほど乗りません。回転を上げて走ることになるので燃費が悪いのも問題です。

    ワンなら諦めもつくのですが。このボディには絶対的にトルク不足です。

    ミッションもそろそろダイレクトクラッチにしなければ、プレミアムブランドの走りとしては厳しいでしょう。

    一方、ターボの威力は絶大でSはそこそこスポーティーな走りを見せます。

    クーパーと違って踏めば確実にスピー
    ドを乗せます。実用燃費も変わらないはずです。ただ今回は4駆だったのでクーパーと比べてもさらに重さを感
    じました。ただのFFなら印象は少しいいと思います。それにしても1460kg(クーパーS ALL4)という重量は厳
    しいですね。このパワートレイン、ブログでも書きましたが3Dとの組み合わせなら5つ星なのですが。

    足回り★★★☆
     ココは未完成ですね。流石に豊かなストロークとしっかりしたボディで乗り心地はいいですが、3Dと比べると
    やはり無駄な動きが多く、スタート時のスクオットやロールスピードの速さなど気になる部分が出ています。

     クーパーはコーナー入り口、ターンイン時のグラリが速い。ただその後は最後まで踏ん張ります。滑り出しも
    安定していますし前後バランスも取れていますのでまったく怖くありません。スピードが速ければ膨らみますが、
    破綻はありません。パワーが無くただただ失速します。オーバーステアに持ち込むなどは出来ません、性格が違
    うといわれればそれまでですが、3Dのシャープさ、楽しさはありません。

    クーパーSも基本的な性格は変わりません。パワーとグリップがあるので全体にレベルアップしますが、別に楽
    しいわけではありません。
    ゴーカートフィール踏襲なんてありますが、流石にホイールベースが2595mmもあってはそうはいきません。

    あくまで「こうした形にしては・・」と受け止めるべきでしょう。

    もちろんこの手のクルマにワインディングでのハンドリングだけで足を語るのはナンセンスです。

    ただ街をのんびり走ってもALL4は重々しく、クーパーもピッチングの制御など締りが物足りません。

    3Dがそうであるだけにもっとフラットでシュアな走りを求めてしまいます。

    厳しくなりましたが、もう形がいけないのです!MINIというブランドに期待するハンドリングとクルマのキャラがマッチしないのです。

     

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 総評★★☆

  • MINIは3Dに限る。

    百歩譲ってカントリーマンまでです。

    今回3日にわたってじっくり乗ってみましたが、ポジションも合わず最後までしっくりときませんでした。

    このステアリングとダッシュのレイアウトにシートポジションが高く、違和感があります。

    やはりこの手のクロカンはローバーやフォードなどのようにどこかにゆったりとしたリズムが必要です。

    この価格ならクーガーの方がコージーで気分ですね。

    スペック:全長×全幅×全高=4120×1790×1550mm/ホイールベース=2595mm/車重=1460kg/ ALL4:1.6リッター直4DOHC16バルブターボ(184ps/5500rpm、24.5kgm/1600-5000rpm)/価格=379万円 クーパー:1.6リッター直4DOHC16バルブ(122ps/6000rpm、16.3kgm/4250rpm)/価格=312万円

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