デリカ 三菱 D:5 D-Premium 試乗 

エンジンが期待外れ!
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 デリカにディーゼルが追加されてもう1年が経つのですね。

当時もチョイ乗りしたのですがちょっとご報告できていなかったので遅ればせながら再度乗ってのレポートです。

  • スタイル★★★★☆

    私たちの世代でデリカといえば86-99年辺りにヒットしたスターワゴンなのですね。

    この角ばったスタイルこそデリカだと思っていたのですがその後94-07年のスペースギアはなんだか丸っこいスタイルになってしまいました。

    知り合いのカメラマンはこれに乗っていたのですが彼の愛車のあだ名はシロナガスクジラでした。

    そして07年に現行D5(5代目)はまたスターワゴンの時代に戻ったかのような明快なスタイルになりました。

     

    やはりデリカはこのスクエアなデザインが合っていると思います。

    背も高く月面車?のイメージもちゃんと踏襲されています。

    デビューしてもう7年になりますが意外に古さも感じません。

    個性的でいいデザインだと思います。

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    内装★★

    一方、内装はちょっと寂しいですね。

    大きな面積を持つダッシュボードがしかし妙にフラットで事務的です。

    素材も色も全く吟味された印象はなく適当に安い素材で作ったなと感じます。

    救いは操作性、視認性の良さです。

     

    大きなメーターは見やすいですし、ステアリングにはマグネシウム合金のパドルシフトも付きます。

    ナビは高い位置にあり、空調のコントロールも大きな3連ダイヤル式で昨今のパネルタッチ式の物よりもブラインドコントロールが利く分遥かに安全です。

    シートの素材なども頑張ってはいるのですが、いかんせん全体のカラーが暗くて楽しさがありません。

    ブラックの他にベージュもありますが、どちらも魅力的とは言えません。

    せっかく皆でワイワイ楽しむはずのクルマなのにこの内装色だと気分も下がるというものです。

    広さは十分です。全高が1870mmと最近のクルマと比較してかなり高めの設定となっていることもあって車内高もありますしポジションも高めで視界も良いいです。

     

    この手のクルマが好きな人にはこの高いシートポジションはデリカを選ぶ理由になります。

    エンジン★★

     

    ココが最大のガッカリですね。

    ポスト新長期規制”に適合したクリーンディーゼルエンジンは新開発の2267cc直4コモンレール式で148ps3500rpm、36.7kgm/1500-2750rpmです。JC08モード燃費は13.6km/リッター。

    圧縮比も14.9:1と、ディーゼルにしては低くなっています。

    シリンダーブロックも重い鋳鉄製からアルミに変更されています。
    「パジェロ」の4Mディーゼル比約100kgも軽量化されているとのことです。

    考え方としてはスカイアクティブDに近い設計のエンジンです。

    しかしスペック的にも最新のCX-5(2.2リッター直4ディーゼルターボ、175ps、42.8kgm、18.4km/リッター(JC08モード)と比べると見劣りします。アイドルストップがないのも影響していますね。

    そして何よりその音とフィールは1世代前の感じすらあります。

    価格が違うので比べるのもなんですが、BMWのXシリーズなどヨーロッパのディーゼルと比べるとエンジンをかけた瞬間にトラックと乗用車ほどの違いがあります。特に音質が少し硬いのが気になります。

    CX-5のスカイアクティブDのような軽快さは感じられません。4000rpmからレッドゾーンというのも低圧縮比の割に意外です。

    トランスミッションはCVTではなく、INVECS-II 6段スポーツモード付きATです。

     

    駆動方式は4WDのみとなります。

    このミッションもエンジンとのマッチングなのかせっかくCVTで無いのにパワーが上手く伝わっていない印象です。

    音が先走るのです。

    ちょっと期待が大きすぎたのかもしれませんが、正直これならガソリンの方がいいなと感じました。

    足回り★★★☆

     

    ここはいいです。

    特に乗り心地がいい。

    ソフトで快適です。

    ゆったりとしたリズムはせかされない感じでいいですね。

    ここはセレナやステップワゴンに勝るとも劣らない部分です。

    ボディもしっかりしていて安っぽさはありません。

     

    走りの質感はかなり高いです。

    この車高にしてはハンドリングもリズムさえ間違わなければ安定して気持ちのいい旋回をします。

    ビアンテのようにスポーティーな走りではありませんが、安心して走れるのは間違いありません。

    このゆったりとした性格はエンジンのリズムとも合っています。

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    総評★★★

     

    パジェロやデリカなど昔の三菱ファンはこのディーゼルをどれだけ待ち焦がれていたでしょう。

    それがこの出来止まりなのはちょっと残念ですね

    価格は30万円ほど割高となりますが、ディーゼル車は「ポスト新長期規制」に適合してい
    るため、100%のエコカー減税を受けられる(自動車取得税、自動車重量税が免税)ことも
    あって実質的には10万ほどのアップだそうです。これなら普通の人でも燃費で取り返せる
    でしょう。リセールもガソリンよりいいと思います。

     

    でもガソリンモデルの快適さを知るとちょっと今の走りと快適性では遠慮したくなります。
    これがCX-5だと42.8kgmというトルクとディーゼルとは思えないスムーズな回転でガソリンより高くともディーゼルを選ぶ人がほとんど(8割強)です。

     

    デリカD5はスタイルもいいし足もいいのにいまいち販売が伸びないのは三菱の販売力だけではなさそうです。

     

     

    【スペック】全長×全幅×全高=4730×1795×1870mm/ホイールベース=2850mm/車重=1910kg/駆動方式=4WD/2.3リッター直4DOHC16バルブ ディーゼルターボ(148ps/3500rpm、36.7kgm/1500-2750rpm)/燃費=13.6km/リッター(JC08モード)/価格=393万4000円

     

    デリカの高額査定ならこちらが参考になります。

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