A45AMG Edition 1 メルセデスベンツ 試乗 Mercedes Benz A-Class

メルセデスベンツ A45AMG Edition 1

高いが流石にモノはいい!
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AMGはメルセデスベンツの最上級高性能チューニングモデルというその性格上、その歴史の中でコンパクトクラスに設定されたことはありませんでした。

 

今回が初ですね。

Bクラスを飛び越えたのは、まあその車高を見ても分かるようにBクラスは半ミニバンというか、ファミリーカーよりの車種だからでしょう。

 

 

スタイル★★★★

ボディーサイズは全長×全幅×全高=4359×1790×1417mm、ノーマルが4292×1780×1433mmですから少し長く、少し広く、少し低く、つまりスポーティーなディメンションになっています。
実際、第一印象は随分精悍で質感も高いなーと感じました。特に各ピラーの線の太さは、ちょっとファミリーよりのBクラスとの違いです。

 

一方サイドのキャラクターラインはBクラスと共通する処理です。

つまりベルトラインからリアフェンダーにかけて跳ね上がるラインです。

ここの面積の大きなBクラスでは意味のないものに思えましたが、このスポーティーなAクラスでは確かに躍動感を与えています。

 

リアの処理も面白いです。

丸いテールランプはちょっとメガーヌ風に可愛らしくもあります。

特にぐっと張ったリアフェンダーと大きなホイールアーチの力強さはAMGの名に恥じぬものです。

塊感の強さや重厚感を強くアピールするデザインは、ドイツ車ベンツに期待する資質がしっかりと表現されていると思います。

またAMGの演出も手馴れていますね。所々に配されるカーボンや赤く塗られたキャリバーなど、小粋なアクセントは、例えばアバルトのようなポップさもあって小さなAクラスにも合っています。

 

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内装★★★★

高いので当たり前と言えば当たり前ですが、内装もノーマルよりずっと高級感があります。

試乗車はEdition 1と言う仕様で、AMGパフォーマンスステアリング(本革/アルカンターラ)AMGパフォーマンスシートが付いていました。

 

カーボンと赤いステッチで彩られAMG流のスポーティーな高級が表現されています。

ダッシュもいいですね。

「SLS AMG」のデザインを受け継ぐ丸型3連のエアコンの吹き出し口などもBクラスと同じ手法ですが、こちらの方がタイトな分、質感が高い感じがします。

難点は前席に座るとフロントウインドウの転地が狭いなー、と感じることです。スポーティーというよりちょっと窮屈ですね。

オプションのパノラミックスライディングルーフはその少々タイト過ぎる感覚を少し救ってくれましたが。

 

 

エンジン・ミッション★★★★

AMG初の4気筒ユニットの仕上がりは上々です。

市販の4気筒として最高の出力と言う360馬力を発生します。

ちなみにA45の数字の意味は4.5L級のパワーをなんて言う曖昧なモノではなく、その最大トルク(450N・m)に由来します。

とにかくこれまでのどのAMGよりもボディが軽いのでトルクの余裕は絶大です。

メルセデスの常でスタートこそマイルド(ノーマルモード)に仕立てられていますが、少しでも走り出せばどの速度からでも約半分ほどのスロットル開度でほとんどのシーンをカバーしてしまいます。
低い地鳴りのようなサウンドもAMGそのものです。

 

Sモードにすると擬似バックファイヤの演出も派手になってバンバンいいます!おそらくCLA45AMGよりも派手な演出になっているはずです。

ミッションは7G-DCT(ツインクラッチ)です。

切れの良さとスムーズさを併せ持つ見事なミッションです。

あえて難点を挙げるならトルクの盛り上がりに欠ける事でしょうか?

絶対値は別にして高回転まで回してもフラットなトルク特性のためかドラマに欠けます。

音も過給AMGの常でツキ抜ける感じはありません。

 

 

足回り★★★★☆

まあこのパワーにして盛り上がりに欠けるとさえ感じたのは、足が異常にしっかりとしているからに他なりません。

フロントは専用のセッティングで、リアの4リンクは新開発です。

リアのサブフレームはボディに接合されていてボディ剛性の強化にも貢献しているとか。

専用チューニングをしたスプリング+ダンパーユニットはスタビライザーも大型化されています。

 

乗り心地はしっかりと硬いです。

しかし無駄な動きは無く低級音も一切発しない為に不快感は全くありません。

むしろ超高品質なスポーティーカーのそれです。

 

そして安定性の高さもノーマルとは次元が違います。

94号でA180に試乗した時も落ち着いたステアリングでBクラスより遥かに印象は良かったですが、このAMGはもはや何をしても怖くない領域にあります。
それは4MATICの恩恵もあります。Aのそれは従来のFRベースの四輪駆動システムではなく新しいFFベースの可変トルク配分型四輪駆動を採用しています。

 

普段は効率を高めるために前輪で駆動し、車速/横と前後方向の加速度/ステアリング舵角/全ホイール回転速度差/使用ギア/ペダル踏力により前後トルク配分を50:50まで無段階に配分します。
言ってしまえばオンデマンドなのですが、センターデフにあらかじめトルクをかけておくことでタイムラグを無くし、スポーツ走行でも驚くほどなめらかな挙動を示してくれます。

また良かったのはステアフィールですね。電動ですが非常に情報量が豊かで安心してステアリングを握っていられます。

ココは国産の例えばオーリス辺りとの絶対的な違いです。

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総評★★★★☆

AMGにとって日本はドイツに次いで世界第2位のシェアを持っているそうです。

AMGと言えばこれまで大排気量でメルセデスよりもさらに高級で強く、よってかなりややこしい(よろしからぬ)イメージを持っていた人も多いかもしれませんが、この小さく愛嬌のあるA45AMGはそのイメージを払拭してくれるかもしれません。

 

実際、乗っても非常にフレンドリーで柔軟性が高いです。

またそのサイズから飛ばしても楽しいです。

これまでのAMGは主にそのサイズから直線番長のような雰囲気でしたが、このハンドリングは超絶な安定感の中にも適度な軽快さもありとても楽しいです。

やはりスポーツドライブを楽しむには小型で軽量である事は何よりの強みだと感じました。

ライバルはゴルフGTiやまだ入っていませんがフォーカスST、BMW135辺りでしょう。

しかし高級感やパフォーマンスでやはりこのA45AMGが一頭抜けていますね。

 

この4気筒のAMGはきっと新たなファンを取り込むに違いないと感じました。

確かにこのA45AMGの完成度の高さと楽しさは、ちょっとこのクラスでは他にない価値を持っていると感じました。

 

 

【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4359×1790×1417mm/ホイールベース:2699mm/車重:1550kg/駆動方式:FF/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブターボトランスミッション:7段AT/最高出力:360ps/6000rpm/最大トルク:45.9kg・m(450N・m)/5000rpm タイヤ:(前)235/35ZR19(後)235/35ZR19/価格:640万円/テスト車=710万円

 

 

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