ラクティス 1.5 試乗 トヨタ

これってミニバンの代わりってアリ?

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今日から牛丼¥240なんですね!デフレ極まれりというか、景気後退で給与も上がらないとなると、少しでも支出を抑えたいというのも分かります。

  • 車の世界もエルグラ&ヴェルファイアーはもちろん、これまで売れ筋だったノア&ヴォクシー、ステップワゴン、セレナといったクルマにさえ陰りが出てきました。

    そこでというか更なるダウンサイジングです。

    まあほとんどの人の使い方からするとノアクラスでも持て余していたでしょうからこれぐらいが妥当かもしれません。

    実際ラクティクスは昨年の11月に発売されて以来好調なセールスを続けています。

    果たしてこれはフィットに抗するぐらいの国民車なのでしょうか?

    ●概要
    昨年のパリサロンでデビュー、05年の初代に続く2代目ですね。

    祖父はファンカーゴです。
    先代は関東自動車工業が開発を行い、トヨタの高岡工場(愛知県豊田市)が生産していましたが、新型はトレジア共々、関自の岩手工場が生産します。

    発売初月は計画の3倍以上の1万4500台を売りましたが、震災の影響を受け現在は納期が数ヶ月といいます。
    また初代は国内専用でしたが、2代目は「ヴァーソS(Verso-S)」として欧州にも投入されます。
     
    スタイル★★★★
    ごちゃごちゃしたFグリルやバンパーを除けば、トヨタとしては異例にすっきりとしたフォルムです。

    横から見てもウェッジのラインは綺麗に走っていますし、エスティマのような無駄なラインはありません。

    エンブレムからの三角形を描くボンネットを強調することでトヨタでありながらヴィッツとの住み分けもうまくまとめています。

    ただ1580mmの全高は、どうせならあと30mm下げても良かったと思います。

    ルーフが盛り上がっている部分のクリアランスも問題ありません。

    立体駐車場の問題もありますが、それより少しでも前衛投影面積を減らすことで燃費にも貢献します。

    内装★★☆
    ココはちょっと酷いです。

    ダッシュはプラスチックの悪夢そのものです。

    汚れにくさだけで選んだかのようなシート生地も安っぽいです。

    デザインもキャリーオーバーだし、品質は先代と比べても退化しています。

    もうこの分野ではヨーロッパ勢に完全に負けています。

    現代などの韓国勢にも負けています。

    安全装備もトレジアにはあるテレスコが省かれたり、リア中央のヘッドレストや3点式シートベルトが無いのも日本仕様ならではの手抜きです。
    ステアリングとシフトノブに革が奢られるのが唯一の良心です。

    エンジン★★
    エンジンですが1.5リッターは先代のまま(1NZ-FE)、1.3リッターはiQやパッソに搭載される新世代(1NR-FE)に換装されました。

    1.5は いつものトヨタそのものというか、音や回り方に何の楽しみもありません。

    その上いつものCVTですからもうちょっと乗ったら飽きてしまいます。

    踏んでも滑るか音が高まるだけなので、アクセルで細かなコントロールをする気になれません。

    もう適当にオンオフするだけの運転になるので燃費にも良くありません。

    こんなパワートレインをいつまでも作り続けていると、日本人は皆運転が下手になる上、運転が嫌いになるのではと心配します。

    クルマってもっともっと楽しいものなのに、これしか知らいとなるとあまりに可愛そうです。

    足回り★★★
    足回りはまだましです。

    トヨタ車にしてはステアリングの座りもいいし、乗り心地はフラット感もあります。

    ハーシュネスが少ないのはトヨタのお家芸ですからそこも心配ありません。細かな振動もよくチェックされています。

    ならば何故3つ★か?そう、どこか浅いのです。

    乗り味に深みがありません。

    軽薄でチャラい若者のようというと言い過ぎかもしれませんが、ストローク感がないせいか、ヴィッツに比べても軽く(浅く)感じます。

    プラットフォームは先代のキャリーオーバーです。

    ボディなどコストを削ったつけが見え隠れします。
     
    総評★★☆
    まあクルマと関係ないのですが、今回試乗に行ったディーラーのセールス君は酷かったですね。

    だいたい、派手なステッチのシャツからして不安だったのですが、この若いお兄ーちゃん、まったく商品知識が無いのです。

    1.5に乗っているのに1.3というし、CVTは6速(実際は7速)かな?なんていう。

    パノラマルーフについて聞くとオプションにもそんな設定はないという、グレードは読めないのかレピスをLというではありませんか!

    「それはフランス語で“隠し味、スパイス”を意味するレピス(L’epice)だよ」って言うのも面倒なので、とりあえずこの辺で上手い店はあるか聞くと「“びっくりドンキー”よく行きます!」ってまあ確かに美味いけど・・。

    話がずれましたが、ラクティクスも子供っぽいなと思うわけです。

    内装のデザインといい安全装備といい走りといい日本人をバカにしているというか、見切っていますね。

    比較でOEMのスバル・トレジアにも乗りましたが、こちらの方が走りも大人っぽいです。

    シートからミッションのセットから足回りから色々変えてますね。

    スバルのセールスもこれまたいけてなくて「エンジン&CVTや足はラクティクスと同じです」なんて言ってましたが・・。

    とにかく先代はもっと硬派でした。だってラクティクスは「Runner with Activity and Space」ですよ。

    それが急にミニミニバンになった? 新垣結衣ちゃんに罪はないですが、やっぱり「それって無しでしょ?」です。

    名前変えたほうが良かったのでは?
     
     
    スペック:1.5 l’epice:全長×全幅×全高=3995×1695×1585mm/ホイールベース=2550mm/車重=1110kg/駆動方式=FF/1.5リッター直4DOHC16バルブ(109ps/6000rpm、14.1kgm/4400rpm)価格=159万5000円

 

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