スマート比較 試乗 smart

新型は普通になっちゃいました
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新型プリウスの発売でエコカーに注目が集まっているわけですが、
トヨタの「エコ換え」のCM&キャンペーンにどうしても納得がいかないオヤジとしては、本物のエコカーであると信じるスマートをチェックしてみました。

 

 

●概要

 

97年フランクフルトショーのデビューです。

MCC(Micro Compact Car)社は、もともとスウォッチのSMH社とメルセデスベンツの合弁会社でしたが、販売不振からSMH社は撤退しました。

 

ラインナップとしては、本国では1999年にディーゼルエンジン、2000年にカブリオレモデルが加わっています。

 

2003年にはスポーツタイプのロードスター、82ps、2004年には4人乗りのフォーフォーも加わっています。
2008年には全長が180mm全幅を145mmもアップしてしまった新型がデビューしました。

ちなみに「smart」の語源は、スウォッチ(Swatch )の「S」と、メルセデス・ベンツ(Mercedes-Benz )の「M」に、芸術の(art )を組み合わせたものを、英語の「smart(洗練された、気のきいた、賢い)」に掛けたものです。

 

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スタイル
旧型★★★★
新型★★★

 

少しぬるくなった新型を見るにつけこの初代はいいなあと思います。
新型はヘッドライトも普通になりましたし、何より全体がメタボっちゃってるのがいけません。

シェイプされた初代にこそストイックでピュアなエコカーのコンセプトを追求した形が体現されていると感じます。

 

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内装
旧型★★★★
新型★★★

 

内装もスタイルに同じです。

ダッシュもステアリングのデザインも普通っぽくなってしまいました。

新型はスマートを買おうというほどの人センスを満たすとは思えません。

日本の場合、軽のセンスに満足がいかなくてスマートを買うわけです。

並みのテイストでは軽の方が安くていいやとなります。

 

ちなみに、旧型はシート下に2センチほどのプラスチックリングがかましてあり、本国仕様に比べシート高が高くなっています。

背の低い日本女性への配慮だそうですが、実にこれがまったくのおせっかいでルームミラーが近くなり視界を遮りますし何よりシフトがそのままなのでレバーが遠くマニュアルシフトを億劫にします。

 

脅威のタイムラグを少しでも短縮しようとマニュアルシフトの機会は多いのですがそれが難しいのです。

このシムはさっさと外してしまいましょう。

すると同でしょう、正にベストポジションすっと手を伸ばした位置にノブがきますし、目の上のたんこぶだったルームミラーもうずろおしくなくなります。

 

エンジン
旧型★★
新型★★★

 

ココは流石に新型の方が少しいいです。
初代は0.6リッターターボ、55ps&シーケンシャルシフトが可能な6段AT「ソフタッチ」の仕様でした。

後に涙目にマイナーされ、700cc、61psにアップ、燃料タンクも22Lから33Lにアップされています。
旧型のエンジンはターボながら意外にトルクの急激な山も無くスムーズで扱いやすいエンジンです。

 

音はそれなりですが軽のような安っぽさはありません。

ただミッションのタイムラグは予想を超えます。

シフトアップのたびに舟をこぐようなタイムラグがあり、居眠りできるほどです。
感覚的には1秒ぐらいあります。


トラックにまくられようが遅刻しそうであろうがその間はすべてを諦めるしかありません。

まあ、ショックが無くスムーズなのが救いですが・・。
これもアーシングによって少しましになりますので、オーナーの方は試して見る価値アリです。

新型は流石にタイムラグはほとんど気にならないレベルになりました。


NA1リッター71psは三菱製とあって普通のリッタカーのようです。ミッションは5速になりましたがこれも普通のクルマ並にスムーズになりました。

 

足回り
旧型★★★★
新型★★★★

 

2001年4月18日から、Fサスのスプリングを横置きリーフ(FRP製)からコイルに変更しています。

初代の開発当時は、エクスプローラーやAクラスで問題となったエルクテスト(鹿よけ横転テスト)に過敏に対応したため硬い“板バネ”でしたが、ESPなどで対応が可能となりコイルに変更されました。

 

キャスター角を増して直進性も向上しています。

ホイールベースの短さからくるピッチングこそ残っていますが、ミシリとも言わないしっかりしたボディと相まって乗り心地は悪くないです。

もちろん長距離はきついですが、ノンパワーのシュアなステアリングフィールやRRによる後輪の接地感は911のようにセンシティブでコーナリングさえ楽しめます。

直進性が良く安心して高速を楽しめるのも日本のステアフィール&ダンピングの無い(どこに飛んでいくか分からない)軽自動車との大きな違いです。

ただKのリア145はスペーサーでオフセットを調整して175に換えるべきです。これで高速安定性はグッと高まりますし、コーナーでも踏ん張りが利きます。
一方の新型はピッチングが少なくなり乗り心地が良くなりました。

パワステも十分にフィールを伝えます。個性は無くなり、面白みも無くなりましたが、流石に少しづつ良くはなっています。

 

総合評価
旧型★★★★
新型★★★

 

静かでスムーズになったエンジンとミッション、ピッチングのなくなった足回りを差し引いても旧型のスタイルとピュアな存在感、ドライビングの楽しさに軍配を上げたいと思います。

何より一回り大きくなったサイズとふっくらしたスタイリングがスマートの可愛らしさを完全にスポイルしていると思います。

 

快適性のためにエコカーがメタボになっては本末転倒なのです。

 

 

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