308 プレミアム プジョー 試乗

大ネコになっちゃいました
プジョー308
↑試乗車はプレミアムでしたが、写真はショールームにあった上級グレードのシエロです。「プレミアム」がエントリーモデルって? グレードとネーミングの感覚が合いませんね?

 

新しくなったプジョー308に乗ってきました。
口を広げて怒った化けネコみたいな顔になっちゃってますが・・。
乗るとどうなんでしょうか?

 

 

●概要

 

306の後継として307がデビューしたのが2001年です。
随分早く308が出たなと思っていましたが、307もちゃんと丸6年経っていたんですね。最後までフレッシュな印象を失わなかったのは、それだけ307のスタイリングが良かったということでしょう。

 

2007年本国デビューの308はゴルフと同じCセグです。プラットフォームは307からのキャりーオーバーです。サイズは全長4276mm、全幅1815mm、全高1498mmで307比74mm長く、53mm広くなっています。

こんなサイズアップはいつまで続くんでしょうね??
エンジンはBMWのL4直噴1.6ターボで140psとGTiの175ps。ミッションは6MTと4ATです。

 

プジョー207
↑よく似ています。207

 

スタイル★★★★

 

冒頭で化け猫と書きましたがプジョーはライオンでしたね。
それにしてもこの大口は流行とはいえ、ちょっと下品な感じもします。

全体のフォルム自体はとても上品なのに・・。

 

だからあえてここでアクを作っているのでしょうか? 立体的な造形のボンネットや切れ長のヘッドライトも今やプジョーのアイコンですね。でも先の207や407と同じですね。特に207とはフロントから見るとサイズ以外そっくりで写真では見分けがつかないほどです。

 

実物を目の当たりにするとやはり大きいですね。ハッチバックであることに違和感があるほどのボリュームです。

まあ、なんだかんだ文句を言いつつも4つ★なのはやはりこのクラスのハッチバックとして抜群の存在感とまとまりあるフォルムを評価してのことです。

だってゴルフやトヨタのブレイドなんかと比べたら、これでもよっぽどエモーショナルでしょ?

 

プジョー308

内装★★★★

 

昨今のプジョーは本当に内装のクオリティーが高くなりました。試乗したプレミアムはファブリックでぐっと落ちますが、それでもインパネやメーターのレタリングなどにエスプリを感じます。

ショールームにあったインテグラルレザーのシエロはとても良かったです。ダッシュまで張られたボルドーのレザーが実にシックでしたし、シートも大振りで掛け心地もこちらの方がよかったです。

 

ドライバーズシートに座ると流石に幅の広さを感じます。市街地では207方が機敏に走れますね。

プレミアムにはパワーシートが付かないのですが、シートのリクライニング機構がいまだに独特で使い辛いものでした。レバーを引くのではなく、押しながら調整するもので、しかもそのレバーが座面ではなくシートバックに付いているものですから、立てるときなどレバーは押して、背中は逆方向に引いてというなんとも人間工学に反する動きをしなければなりません。

 

シエロで標準となるグラスルーフは快適です。
またエクリプスのナビも標準でつくなどMINIや1シリーズと比べると価格は随分良心的です。

エアコンの吹き出し口にパフュームディフューザーが付いているあたりはC4と同じでPSAの血筋を感じる部分です。

 

香りももちろん市販の芳香剤とは比べモノにならない上品さですね。この辺りはさすがにロマンチックなフランス車です。きっと女性にアピールするポイントでしょう。
営業マンのセールストークも炸裂です。

 

 

エンジン★★

 

140ps&4ATは駄目ですね。

市街地ではスロットルワークにとても気を使います。スタートではタ-ボ特有の急激な立ち上がりにスロットルを何度も戻しました。慣れればという問題ではなく、これではリズミカルなドライビングが出来ないと思います。

 

アクセルのオンオフでもシェイクが出る場面がありました。シェイクはミッションやマウントの問題ではなく、出力特性の問題です。

ミッションは4ATですがスムーズで問題ありません。
フランス車の長年の課題であったミッションの問題を解決したと思ったら今度はエンジンです!!

高速や郊外では1.6の割にパワーのあるエンジンとなるのでしょうが、
市街地でははっきり乗りにくいエンジンです。

 

同じBMWの直噴1.6ターボを積むMINIは、ATでもディチューンすることなく素晴らしいドライバビリティを引き出していることを思うとこのパワートレインははっきりと劣ります。

ミッションの学習機能が働けば少しは良くなるかもしれませんが・・。

170psのGTi&6MTならばこうした問題はないはずです。
早くユーロ5作ってディーゼルも入れてくれませんかね?

 

 

足回り★★★

 

試乗当日は雨で渋滞していたのでプジョーの良さが出ませんでした。
フランス車の足は「高速でぶっ飛ばして多少のギャップを強行突破」みたいな時に真価が発揮されることが多いですからね。

 

まあ、市街地でもその懐の深さ、したたかさの片鱗は感じさせてくれましたが・・。

乗り心地は十分にソフトかつフラットでした。しかし、プジョーライドというかしなやかなネコ足を感じるシーンは短い試乗ではありませんでした。

 

昔の306や206のスタイルなどは同じようにちょっと町中を乗っただけでも感激できたものですが・・。

ボディの剛性感がドイツ車ほどでないのも物足りなさを感じた要因かもしれません。
昔のようにペナペナのボディにガッシリした足回りの組み合わせならそれはそれで面白いのですが、なんか普通で面白くないのです。

 

走行200キロのまったくの新車とあってか、まだ硬さが残っているのかもしれません。
またステアリングフィールもフリクションが残っていてシャキっとしていませんでした。
経験上プジョーのステアリングはこんなものではないはずなのですが・・。
 
 
総合評価★★

 

という具合に残念ですが、今回は印象が良くありませんでした。

雨で渋滞だったということを差し引いてやってもいい気もしますが。
なんかもやもやして207のGTiにでも乗ってスッキリして帰ろうかと思ったほどです。 
 

プジョー308

 

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