アウトランダー PHEV G プレミアムパッケージ 試乗 三菱 MITSUBISHI OUTLANDER

マイナーで欠点は解消されたのか?

 

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デビューから約2年半で“ビッグマイナー”を受けた「アウトランダー」に乗ってみました。「PHEV」はガソリンも出るより少し遅れて2015年7月の発売ですね。

トピックはデザインの変更と、乗り心地や操縦安定性の改善といいます。

アウトランダーPHEVはこのメルマガでもマイナー前のモデルをTIサーキットで試乗しています。

その時の印象は重心こそ低いものの希薄なステアリングフィールや、初期ロールスピードの速い足回りに不安を覚えたので、要改良と思っていました。

果たして新型はそのあたりを改良してきたのか?その走りやいかに?

ではでは、早速逝ってみましょう!^^

スタイル★★★

マイナー前のモデルを三菱らしいといえばらしいのですが、夢を売るSUVなのにねずみ色のビジネススーツを着たジャパニーズサラリーマンの様と評しましたが、新型は流石に少し色気がありますね。

各ピラーの角度が立ったコンストラクションは嫌いではありません。

サイズの割りに車内の有効スペースは広いですし、視界もいいです。

「ダイナミックシールド」と称するワンモーションの大きく口を開けたグリルを持つ新型は、一見レクサスのスピンドルグリルのような角度を持つのがちょっと気になりますが、今的ではありま
す。

全体のフォルムは変わっていませんがリアもコンビネーションランプのリニューアルなどでリフレッシュしています。

力強くなりましたね。

 

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内装★★★

インパネのデザインは従来型に準じますが、細かな改良で質感はあがっています。

いいのはブラウンのカラーが追加されたり、ようやくシートがデザインされたりしてちょっと色気が出たところですね。

マイナー前のシートなんてデザインすらなかったですし色も黒一辺倒でした。

ドアトリムに斜めのステッチが施されたり、赤いステッチまで入ったりしていますね。

ポジションもいいです。視界もいいので運転が楽です。

「PHEV」は2列シート・5人乗り仕様のみです。「Gプレミアムパッケージ」ではテールゲートの電動開閉機構が付きます。

またリアゲートを開けると100V AC電源(1500W)が標準装備となっているので、キャンプの時にも役立ちそうです。

エンジン★★★★

エンジンは大きな変更はありません。2リッター直4エンジンに2基の駆動用モーターを組み合わせたPHEVパワーユニットの出力とトルクも従来型と同じで118ps(87kW)/4500rpmと19.0kgm(186Nm)/4500rpm、モーターの最高出力は(前):82ps(60kW)/モーター最大トルク(前):14.0kgm(137Nm)/モーター最高出力(後):82ps(60kW)/モーター最大トルク(後): 19.9kgm(195Nm)。

ただ燃料消費率(JC08モード)は18.6km/リッターから20.0km/リッター(Gプレミアムパッケージ)に改善されています。

このパワーユニットはかなりの領域までモーターで走行できます。
フィールは“プシュー”っと風船が膨らむように静かにしかし力強く加速する様はストロングEV特有の楽しさがあります。

エンジンが作動しても静粛性は高く気になる音はありません。

変速機は備わらず、ステアリングに付くシフトパドルは回生ブレーキの強弱を切り替えるスイッチです。

これは5段階に切りかえられますが、最も強くしてもBMW i3の半分ぐらいの感覚です。なので、ワンペダルドライブとまではいきません。

私は常に最大にしていました。

この手の車は回生ブレーキの効率を高めたいですし、変速機がないのでエンジン(モーター?)ブレーキもスムーズなので、強く設定していても慣れるとその方が乗りやすいです。

足回り★★

残念なのはこの部分ですね。

新型ではサスペンション取り付け部の剛性を強化し、操舵(そうだ)に対する応答性と正確性を向上させているといいますがほとんどその効果は感じられませんでした。

主な原因は希薄なパワーステアリングのフィールだと思います。
操舵力も軽すぎると思います。エアバッグや、色々なスイッチ類が付加されたステアリングはその重量による慣性モーメントが大きくフリクションも感じます。

復元性の少なさや操舵フィールがどうにも曖昧で、清涼感に欠けます。

乗り心地自体は悪くありません。ソフトで細かな振動は見事にシャットアウトされているので、ハイスピードで残すピッチング以外は文句はありません。

バッテリーやモーター関連の配置のおかげで重心も低いのでポテンシャルはあると思うのですが、いかんせんハンドリングは正確性に欠けます。

安心してコーナーに飛び込めません。

遊びが大きくラインをトレースする自信が持てないのです。

フロアやステアリングホイールなどに伝わってくる緩さが、ひと世代前のクラウンのようで心もとないのです。

細かなところでは、フロントのクロスメンバーが新設計のものに変更されたほか、リアのショックアブソーバーのシリンダー径が拡大(25→30mm)されているそうですが、その効果は残念ながら体感できませんでした。

 

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総評★★★

エクストレイルやCR-Vもですが、このクラスの日本のSUVの乗り味はどうにも古臭くていけません。

CX-5やフォレスター、ハリアーが少しいいぐらいですね。

価格は違いますがレクサスのNXあたりまで行かないとスポーティーな走りは楽しめない感じです。

PHEVは燃費がずば抜けていいだけに惜しいです。

これでもう少ししっかりした走りがあれば、素晴らしく実用的で快適、そして経済的なSUVなのに。

軽を除くと今やデリカとこのアウトランダーぐらいしか売れる商品のない三菱ですからもっとがんばって欲しいと感じました。

【スペック】ボディーサイズ:全長×全幅×全高=4695×1800×1710mm/ホイールベース:/2670mm/車重:1880kg/駆動方式:4WD/エンジン:2リッター直4 DOHC 16バルブ最高出力:118ps(87kW)/4500rpm/最大トルク:19.0kgm(186Nm)/4500rpm/モーター最高出力(前):82ps(60kW)/モーター最大トルク(前):14.0kgm(137Nm)/モーター最高出力(後):82ps(60kW)/モーター最大トルク(後): 19.9kgm(195Nm)/タイヤ:(前)225/55R18 98H(後)225/55R18 98H(トーヨーA24)/燃費:20.0km/リッター(ハイブリッド燃料消費率/JC08モード)/価格:459万円

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